?
この記事の要点
板幅(いたはば)とは、板の断面を見たときの「板厚に直交する方向の長さ」です。
板の形状は、長さと幅に対して厚みがとても薄いのが特徴です。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
板幅(いたはば)とは、板の断面を見たときの「板厚に直交する方向の長さ」です。板の形状は、長さと幅に対して厚みがとても薄いのが特徴です。机の天板、フローリング、本棚など身の回りの物をみると板状のものは多いです。今回は板幅の意味、板厚との違い、木材フローリングのサイズについて説明します。板厚の意味、板状の詳細は下記が参考になります。
板厚の読み方は?1分でわかる読み方、意味、板厚方向、tとの関係
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
板幅(いたはば)とは、板の断面をみたときの「板厚に直交する方向の長さ」です。下図をみてください。これが板幅です。
上図のように、板は「板の長さと幅」に比べて厚みが極端に小さい形をしています。板の形状をしたものを「板状(いたじょう)」と言うこともあります。
身の回りの物をみると「机の天板、本棚、フローリングの板」など板状のものは多いですよね。いずれも厚みに比べて長さや幅が大きいと思います。板状、板厚の詳細は下記が参考になります。
板厚の読み方は?1分でわかる読み方、意味、板厚方向、tとの関係
板幅と板厚の違いを下記に示します。
・板幅 ⇒ 板の断面を見たときの、板厚に直交する方向の長さ
・板厚 ⇒ 板の厚みのこと。最も薄い板の長さ
下図をみてください。図でみると板幅と板厚の違いがよく分かります。
板厚の詳細は下記をご覧ください。
板厚の読み方は?1分でわかる読み方、意味、板厚方向、tとの関係
フローリングには色々な種類があります。JASで規定される木材フローリングのサイズ、板幅を下表に示します。
例1(単位:mm)
| 幅 | 64, 75, 78, 90, 94, 100, 110 |
例2(単位:mm)
| 幅 | 75, 90, 100, 110, 150, 222, 240, 300, 303 |
混同しやすい用語
板幅(いたはば)
板の断面において板厚と直交する方向の長さのことです。板厚(板の薄い方向の寸法)と混同されやすいですが、板幅は板の広い面の幅を指します。
板厚(いたあつ)
板の薄い方向の寸法のことで、板幅と直交する方向の長さです。鋼板では「t」で表されることが多く、板厚が大きいほど剛性・強度が高くなります。
幅厚比(はばあつひ)
板幅を板厚で割った比率で、局部座屈の検討に用います。幅厚比が大きいほど局部座屈が生じやすくなり、鋼構造設計では制限値以下に抑える必要があります。
幅厚比が実務で問題になりやすいのはH形鋼の梁です。スパンが長くなると横座屈が生じやすくなりますが、フランジやウェブの板厚が薄いほど幅厚比が大きくなり、制限値に引っかかりやすくなります。
また、鋼材の基準強度が高いほど幅厚比の制限が厳しくなる点も見落としやすいです。高強度鋼を使えば断面を小さくできると思いきや、座屈の観点から板厚を増やす必要が生じることがあります。断面選定の際は強度だけでなく幅厚比の確認もセットで行うといいでしょう。
今回は板幅について説明しました。板幅とは板の断面をみたときの板厚と直交する方向の長さです。板幅の意味だけでなく、板厚や板の形状も理解しましょう。身のまわりにある板状の物を思い出せば理解しやすいですよ。下記も参考になります。
板厚の読み方は?1分でわかる読み方、意味、板厚方向、tとの関係
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
この記事の内容を○×クイズで確認する
この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。
意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
板幅に関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。定義と計算の両面から理解しておきましょう。
試験では木造の構法(在来工法・2×4など)・壁量計算・許容応力度が問われます。
木材の強度は含水率・木目方向によって変わります。基準強度と許容応力度の関係を整理しましょう。