この記事の要点
呼び径とは、管やボルトなどの外径または内径を表す呼び方です。
物の「名称」だと考えてください。
この記事では、呼び径とは何か、内径・外径とどう違うのか、φとA呼称の関係を整理します。
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呼び径とは、管やボルトなどの外径または内径を表す呼び方です。
物の「名称」だとお考えください。
ボルトや鉄筋にも呼び径があります。
例えばアンカーボルトABR400の「M16」は、呼び径です。
実際の軸径は14.54mmですが、小数点がある分、読みにくいですよね。
今回は、呼び径の意味、読み方、内径との違い、φとの関係について説明します。
※φについては下記が参考になります。
φ(ファイ)とは?直径を示す記号の意味・読み方・使い方と表記
アンカーボルトの呼び径と実際の径は、下記が参考になります。
アンカーボルトとは?規格(SS400等)・サイズ・種類・埋め込み深さの計算
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呼び径とは、管やボルトなどの外径または内径を表す呼び方(名称)です。呼び径は、実際の径とは違います。よって、単なる名称または記号と考えて良いでしょう。管やボルトは、呼び径を使って図面表記することが普通です。
建築で、呼び径を使うものは、
です。アンカーボルトは下記が参考になります。
アンカーボルトとは?規格(SS400等)・サイズ・種類・埋め込み深さの計算
高力ボルトは下記が参考になります。
高力ボルトとは?読み方・種類(F10T・S10T)・規格・摩擦接合の特徴
配管(スリーブ)は下記が参考になります。
スリーブってなに?梁のスリーブ位置や間隔、孔径、スリーブ補強
呼び径は、
と読みます。また、外径、内径の読み方を含めて整理しました。
配管の呼び径は、概ね内径を表します。また、鉄骨造の柱などに使う鋼管は、φ(ふぁい)で表します。φは、主に鋼管の直径を意味します。実務では厳密に使い分ける方が少ないですが、混同しないよう注意したいですね。φについては下記が参考になります。
φ(ファイ)とは?直径を示す記号の意味・読み方・使い方と表記
また、呼び径とφの違いを下記に整理しました(※ボルトやアンカーボルトは、外径しかないので下記の違いは無い)。
混同しやすい用語
内径(ないけい)
呼び径は配管の名目上のサイズを示す数値で、概ね内径に近い値です。
ただし、正確な内径の値とは一致しないため、設計では実際の内径寸法を確認する必要があります。
外径(がいけい)
外径は配管の外側の直径で、呼び径とは異なります。
鋼管ではφ(ファイ)が外径を意味することが多く、呼び径(内径を表す)と混同しないよう注意が必要です。
φ(ファイ)と呼び径の違い
配管の呼び径は内径を意味することが多いのに対し、鋼管のφは主に外径を意味します。
どちらも直径の概念ですが、内径を指すか外径を指すかが異なります。
配管ではA表示(ミリ系)とB表示(インチ系)の2種類の呼び径が使われます。
どちらも同じ配管を指しますが、表記が異なります(JIS B 2301)。
| 呼び径(A) | 呼び径(B) | 外径(mm) | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 15A | 1/2B | 21.7 | 水道・衛生設備の小口径配管 |
| 20A | 3/4B | 27.2 | 給水・給湯配管 |
| 25A | 1B | 34.0 | 給水・給湯・消火配管 |
| 32A | 1-1/4B | 42.7 | 給水・給湯・消火配管 |
| 40A | 1-1/2B | 48.6 | 給水・給湯・消火配管 |
| 50A | 2B | 60.5 | 消火・空調配管 |
| 80A | 3B | 89.1 | 消火・空調・排水配管 |
| 100A | 4B | 114.3 | 排水・消火・空調配管 |
外径は呼び径と一致しません。
設計・施工では実際の外径を確認することが重要です。
今回は呼び径について説明しました。意味が理解頂けたと思います。呼び径は、管やボルトの径の呼び方です。実際の径は、小数点が付くなどややこしい数字です。呼び径は必ずキリの良い数字を使うので、表記が簡単ですね(さらに、言いやすい、覚えやすい)。
アンカーボルトや配管など、必ずしも呼び径と実際の径は一致しません。構造計算するとき、安易に呼び径から断面積を算出しないよう注意してくださいね。※φは下記が参考になります。
φ(ファイ)とは?直径を示す記号の意味・読み方・使い方と表記
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