建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 構造計算の基礎 > 指定建築材料とは?1分でわかる意味、材料の一覧、JIS、あと施工アンカー

指定建築材料とは?1分でわかる意味、材料の一覧、JIS、あと施工アンカー

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


指定建築材料とは、木材、鋼材、コンクリートその他建築材料として国土交通大臣が定めるものです。基本的に、建築物の部材は指定建築材料のみ利用可能です。今回は、指定建築材料の意味、種類、材料の一覧、JISやJASとの関係、あと施工アンカーとの関係について説明します。※構造耐力上主要な部分については下記の記事が参考になります。

構造耐力上主要な部分とは?1分でわかる意味、種類、主要構造部との違い

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

指定建築材料とは?

指定建築材料とは、

です。建築物の基礎、主要構造部、安全上・防火上又は衛生上重要な部分、構造耐力上主要な部分などに使用されます。基本的に、指定建築材料以外の材料は建築物に使いません。


指定建築材料は、法37条で規定されます。下記に条文の要旨を書きました。


指定建築材料は大まかに3つあることを理解しましょう。

指定建築材料の種類

前述したように指定建築材料は、大まかに下記の3つの種類があります。


上記2つは皆さんよくご存じかと思います。建築材料に限らず、あらゆる工業製品にJISが採用されています。大臣認定品は、JIS及びJAS以外で国土交通大臣が認可した材料です。


大臣認定品は、個別に認定を受ける材料です。例えば「溶融亜鉛メッキ高力ボルト」は比較的利用されますが、JISやJASで認定されていません。また高力ボルトとして最も使うS10TもJIS規格ではない、大臣認定品です。

指定建築材料の一覧

指定建築材料の一覧を下記に示します。

指定建築材料と、あと施工アンカーの関係

前述した指定建築材料の一覧から明らかなように、「あと施工アンカー」が含まれていません。よって、基本的にあと施工アンカーは建築物に使用できないと考えてください。


※後の告示により、補強工事にのみ、あと施工アンカーの使用が可能となっています。よって耐震補強工事では、あと施工アンカーが使われています。


また法37条より、「建築物の基礎、主要構造部、安全上・防火上又は衛生上重要な部分」以外は、指定建築材料の規定がかからないので、あと施工アンカーは使用可能と読めます。


ただ、大まかにいえば下記の認識で良いでしょう。

まとめ

今回は指定建築材料について説明しました。指定建築材料の意味が理解頂けたと思います。材料は、建築物の基本的な要素なので、その品質を守る法律を覚えましょう(法37条)。指定建築材料の一覧まで暗記する必要はないですが、「そんな告示があったなあ」と頭にいれましょうね。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)

▼人気の記事ベスト3▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

【読まれています】管理人による建築業界の分析!

1日13円で建築業界がわかるLINE配信!

友だち追加

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

あなたは数学が苦手ですか?

わかる!実務で使う数学知識の基礎講座

【有料メルマガの初回資料が今だけ無料!】1日約13円で情報をアップデート!

有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

限定メールマガジン

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

人気の記事ベスト3

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 構造計算の基礎 > 指定建築材料とは?1分でわかる意味、材料の一覧、JIS、あと施工アンカー
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事