【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
jisとは、日本工業規格のことです。工業製品の品質を確保する規格です。jis製品にはjisマークがつけられます。建築物に使う構造材料は、基本的にjisかjas規格品を使います。今回は、jisの意味、建築との関係、材料、建築図面の記号について説明します。
※なお、建築物に使ってよい材料を、指定建築材料といいます。詳細は下記の記事が参考になります。
指定建築材料とは?1分でわかる意味、材料の一覧、JIS、あと施工アンカー
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
jisとは、日本工業規格のことです。工業製品の品質を確保する目的があります。Jisに認可された材料は、jisマークがついています。
jisは「じす」と読みます。なお、似た用語でjasがあります。「じゃす」と読みます。なお、日本語では、
jis ⇒ 日本工業規格(にほんこうぎょうきかく)
jas ⇒ 日本農林規格(にほんのうりんきかく)
と読みます。
建築物の構造部材や、主要構造部に使ってよい材料は、「指定建築材料」とします。指定建築材料の中には、
・Jis規格品
・Jas規格品
・国土交通大臣の認定をうけたもの
があります。鉄筋コンクリート造や鉄骨造に使う材料は、jis規格品がほとんどです。木造建築物は、jas規格品とします。Jas規格品は「日本農林規格」です。※指定建築材料の意味は、下記の記事が参考になります。
指定建築材料とは?1分でわかる意味、材料の一覧、JIS、あと施工アンカー
jisでは、製品だけでなく、「図面記号」も規定されます。建築で使う図面記号やハッチングが示されています。下記のjis規格が、建築製図に関する規定です。
jis A0150 建築製図通則
一級建築士試験は、2次試験で製図を行います。製図試験は手書きなので、記号を覚えていないと書けませんね。当然、適当な記号を書いては、合格できません。
ただし、実務では厳密にjisの建築記号によらないケースも多いです。「意味が通じればよい」という方もみえます。
実は、建築物には、jis規格でないのに「一般的に使われる材料」があります。その1つが、
トルシア型高力ボルト(S10T)
です。トルシア型高力ボルトは、高力ボルトの種類の1つです。施工性が良いことから、ほとんどの鉄骨造で、S10Tを使います。S10Tはjis規格品では無いですが、国土交通大臣の認定を受けた材料です。
※トルシア型高力ボルトの意味、高力ボルトの特徴は、下記の記事が参考になります。
トルシア型ボルトとは?1分でわかる意味、特徴、重量、長さ、メーカー
今回はjisについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。Jisは、日本工業規格のことです。工業製品の品質を確保する目的があります。建築材料は、jis規格品を使うことが多いです。指定建築材料の意味も、併せて理解しましょう。下記の記事が参考になります。
指定建築材料とは?1分でわかる意味、材料の一覧、JIS、あと施工アンカー
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート