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大スパン建築とは、数10m~100mを超えるスパンの建築物です。標準的なスパンを超えるので、普通の構造形式では対応できません。トラス構造、アーチ構造、吊構造など、構造的な工夫が必要です。今回は、大スパン建築の意味、鉄骨造の工法、空間構造との関係について説明します。大スパン建築には、空間構造を採用することも多いです。空間構造は、下記の記事が参考になります。
空間構造とは?1分でわかる意味、大スパン構造、シェルとの関係
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大スパン建築とは、スパンが数10m~100mを超える建築物のことです。スパンとは、柱芯間距離のことです。※スパンの意味は、下記の記事が参考になります。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造の標準的なスパンは下記です。
鉄骨造 10~20m
鉄筋コンクリート造 6~10m
鉄骨造の方が、長いスパンとできます。よって、鉄骨造の標準スパンを超える建築物は、大スパン建築ですね。
標準スパンの鉄骨造は、梁にH形鋼、柱に角形鋼管を用いたラーメン構造が一般的です。※ラーメン構造は下記の記事が参考になります。
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一方、大スパン建築は、ラーメン構造では対応できません。大スパン建築をつくる構造形式として、下記があります。
トラス構造
アーチ構造
吊構造
特にトラス構造は、大スパン建築の構造として幅広く利用されます(大スパンの橋梁、ドームの屋根、体育館の屋根など)。※トラス構造の仕組みは、下記の記事が参考になります。
アーチ構造、吊構造の意味は、下記の記事が参考になります。
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鉄骨造は元々スパンの長い建築に適用しやすいです(鉄骨部材は軽量、高強度、高剛性のため)。また、細かい部材を組み合わせることが得意です。大スパン建築の工法として、
立体トラス
平行弦トラス
などがあります。詳細は、下記の記事が参考になります。
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鉄筋コンクリート造は、大スパン建築に対応しにくいですが、
とし、大スパン建築に対応した工法もあります。
大スパン建築は、数10m~100mを超えるスパンの建築物です。似た用語で、「空間構造」があります。空間構造とは、
です。空間構造の詳細は、下記の記事が参考になります。
空間構造とは?1分でわかる意味、大スパン構造、シェルとの関係
今回は、大スパン建築について説明しました。意味が理解頂けたと思います。大スパン建築は、数10m~100mを超える建築物です。標準的なスパンを超えるので、通常のラーメン構造は適用できません。大スパン建築に対応できる構造形式、工法は何があるか理解してください。特に、トラス構造は仕組みや計算方法も併せて覚えましょう。トラス構造は下記の記事が参考になります。
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