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コンクリートのせん断強度は、Fc/30かつ(0.49+Fc/100)で計算します。これは鉄筋コンクリート構造計算規準に規定される値です。
コンクリートのせん断強度の記号はfsです。今回は、コンクリートのせん断強度の意味、fsとの関係、圧縮強度、引張強度との違いについて説明します。
コンクリートのせん断耐力、せん断破壊など下記が参考になります。
コンクリートのせん断耐力とは?1分でわかる求め方、計算式、終局時の求め方
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コンクリートのせん断強度は下式で計算します。なお、下記は長期時の値です。
fs=Fc/30かつ(0.49+Fc/100)
fsの単位はN/m㎡、Fcはコンクリートの設計基準強度です。設計基準強度は下記が参考になります。
設計基準強度と品質基準強度の違いと、5分で分かるそれぞれの意味
Fc=24のとき、fsは
fs=Fc/30=24/30=0.8
fs=(0.49+Fc/100)= (0.49+24/100)=0.73
なので、fs=0.73です。
短期時のせん断強度は、前述した値の1.5倍です。コンクリートのせん断強度を求めて、せん断耐力を算定します。
長期時荷重に対しては、コンクリートのみのせん断耐力を考慮します。コンクリートのせん断耐力は、下記が参考になります。
コンクリートのせん断耐力とは?1分でわかる求め方、計算式、終局時の求め方
コンクリートのせん断強度の記号はfs(えふえす)で表します。関係記号としてFc(えふしー)も覚えてくださいね。Fcの意味は、下記が参考になります。
設計基準強度と品質基準強度の違いと、5分で分かるそれぞれの意味
コンクリートのせん断強度、圧縮強度、引張強度の違いを下記に示します。
コンクリートのせん断強度 fs=Fc/30かつ(0.49+Fc/100)
コンクリートの圧縮強度 Fc/3
コンクリートの引張強度 -
上記の通り、コンクリートの引張強度は定義されていません。実際は0では無いですが「設計上は0」と考えて良いです。
コンクリートの圧縮強度と引張強度の関係、詳細は、下記が参考になります。
コンクリートの強度と単位は?1分でわかる意味、強度の単位、fc、読み方
今回は、コンクリートのせん断強度について説明しました。意味が理解頂けたと思います。コンクリートのせん断強度は、fs=Fc/30かつ(0.49+Fc/100)で計算します。
設計基準強度と品質基準強度の違いと、5分で分かるそれぞれの意味
コンクリートのせん断耐力とは?1分でわかる求め方、計算式、終局時の求め方
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