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強度とは、物の強さの度合いです。物が、どのくらいの力に耐えられるか示した値です。単に強度といっても、建築で扱う強度には様々な種類があります。今回は強度の意味、単位、種類、応力・剛性との違いについて説明します。※剛性は下記が参考になります。
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強度とは、物の強さの度合いです。「どのくらいの力に耐えられるのか?」示した値と考えてください。
例えば、下図の棒を引っ張ります。引っ張る力を順次増やすと、ある力で棒は破断します。引張力を加えて、破断したときの強度を破断強度または引張強度といいます。
鋼に引張力を作用させると、下記の性状を示します。
さて、「力の加え方」は色々な種類があります。引っ張るだけでなく、つぶす力(圧縮する力)もありますね。※引張、圧縮の違い、特徴は下記が参考になります。
力の加え方を下記に整理しました。
・引っ張る
・つぶす(圧縮する)
・ちぎる(せん断)
上記の力に応じた「強度」があります。それぞれ下記です。
・引張強度
・圧縮強度
・せん断強度
です。
また、建築では単に「強度」といっても、様々な用語があります。前述した引張強度、破断強度だけでなく、材料強度などです。また、降伏強度や許容応力度など、似た用語が多くてややこしいですね。強度の種類は後述しました。
強度の単位は、
N/m㎡
が一般的です。建築部材は「mm」単位で表すことが多いからです。覚えて頂きたいのは、強度は「単位面積当たりの耐力」であることです。これさえ覚えておけば、強度の意味を間違えることが少ないでしょう。
強度の種類を力の種類などで分類しました。
・引張強度
引張強さとは?1分でわかる意味、計算法、単位、降伏点、読み方、記号
・圧縮強度
・せん断強度
上記は前述した通りです。各リンクから詳細な内容を確認できます。また、下記の用語もあります。
・降伏強度
降伏点とは?1分でわかる意味、求め方、SS400の値、単位、引張強さ
・破断強度
・材料強度
建築の構造計算は、許容応力度が重要です。前述した強度共に覚えたい用語ですね。許容応力度は下記の記事が参考になります。
強度と応力の違いを下記に整理しました。
強度 ⇒ 物の強さ。単位面積当たりに、どの程度の力に耐えられるか示した値
応力 ⇒ 物の内部に作用する力。
応力度 ⇒ 物の内部に、単位面積当たりに作用する力。
応力と応力度の違いはややこしいです。下記が参考になります。
強度と剛性の違いを下記に整理しました。
強度 ⇒ 物の強さ。単位面積当たりに、どの程度の力に耐えられるか示した値
剛性 ⇒ 物の固さ。
強度と剛性は間違えやすい用語です。間違えやすいのですが、強度が高いからといって、剛性が高いわけでは無いです。
糸は、物をぶら下げる力に強いです。糸を引っ張ってちぎるのは、中々大変です。一方、糸はぐにゃぐにゃで柔らかい材料ですね。「強度は高いけど、剛性は低い材料」です。
強度≠剛性
の関係だと覚えてくださいね。
今回は強度について説明しました。強度の意味が理解頂けたと思います。強度は、物の強さの度合いです。「どのくらいの力に耐えられるのか」示した値と覚えてくださいね。また、力の種類は色々あるので、それに応じて強度が異なること、降伏強度、材料強度など様々な用語があることを知ってくださいね。
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