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建築図面には沢山の種類があります。意匠、構造、設備の分野で図面の種類が変わります。今回は、意匠図の種類、構造図の種類、各図面の見方について説明します。※前述したように、建築図面は意匠、構造、設備の3分野があります。各分野の特徴、業務などは下記が参考になります。
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建築図面の種類は大まかに下記の3つです。
分野ごとに図面の種類が違います。図面に表現する内容も変わります。各分野の仕事内容、特徴は下記が参考になります。
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意匠図は、全ての図面の元になります。構造図、設備図も意匠図を元に作成します。意匠図の種類を下記に整理しました。
各図面の見方を説明しますね。
案内図や全体配置図は、建築物の位置や住所を示すものです。建物と道路、隣地条件などの位置関係や、地盤レベルを明記します。周辺敷地まで表示するので、縮尺は小さいです。※縮尺については下記が参考になります。
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部分配置図は、建物の敷地を拡大した図面です。全体配置図に比べて縮尺が大きいので、隣地との関係を示さない場合もあります。敷地の地盤レベル、建物と敷地の詳細な位置関係を示します。※敷地は、下記が参考になります。
仕上げ表は、建築物に使用する「仕上げ」を表にした図面です。図面といっても、絵は描かず、文字で示します。床、壁、天井など、あらゆる部分の仕上げが明記されます。
建築物を平面的にみたときの図面(各階を上から眺めた図面)です。部屋の配置、柱位置、間仕切りなどを明記します。階数に応じて、それぞれの平面図を描きます。意匠図面の中で最も重要な図面です。
屋根を平面的にみたときの図面です。屋根や庇の大きさを表現します。
建物の外から、立面的にみた図面です。建物を真横からみた図面と考えてください。北、南、東、西の4方向から見た立面図を描きます。
建物を高さ方向に横断したときの断面を示した図面です。ケーキを切るみたいに、建物を「切った」とき、その断面を真横から見た図面ですね。最低でも2方向(長辺、短辺)の断面図を描きます。
断面図を大きな縮尺で描いた図面です。断面図に比べて縮尺が大きいので、各部材の納まりがわかります。
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階段の納まりを示す図面です。階段は複雑になりやすいので必ず詳細図を描きます。
平面図を大きな縮尺で描いた、詳細図です。各部屋の大きさはもちろん、建具(窓や入口)の寸法も描きこみます。色々な寸法が書いてあるので、厳しい納まりをチェックするときにも役立ちます。
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展開図は、部屋の中から各部屋の部分をみたときの図面です。立面図は、建物の外から真横の姿をみますが、展開図は部屋の内側から真横の姿をみます。
天井の配置、天井材の種類などを示す図面です。天井を部分的に貼らない建物もあるので必要な図面です。
窓や出入口などの建具の大きさ、位置関係を示した図面です。建具に記号をつけて、その記号ごとに建具の大きさが示されています。
各部分の細かい納まりを示した図面です。例えば外壁の納まりなどです。
建物のサインを示した図面です。
建築図面の「サイン」とは、「目印」のことです。トイレに入るとき青と赤色の男性、女性マークをみますよね。あのマークがサインです。建物に応じて、トイレのサインもデザインが変わります。
構造図で重要なものには、下記があります。
他にも色々な図面があります。構造図面の種類については下記が参考になります。
今回は建築図面の種類について説明しました。意味が理解頂けたと思います。建築図面には色々な種類があります。特に意匠図は種類が多いです。意匠設計を目指される方は、全て理解する必要がありますね。なお、一級建築士試験では平面図、断面図のみ描きます。この2つが意匠図の中でも、大事な図面です。下記も参考になります。
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