この記事の要点
建築図面の寸法はmmで記入するのが原則ですが、現場では「尺」「寸」という尺貫法の単位も使われます。「3,640mm」は「1間(いっけん)」とも言い、木造モジュールの基本寸法です。単位の変換をスムーズにできることが図面読解の基本です。
このページでは建築で使う長さの単位・記号・mm/m/尺/寸の換算一覧と、図面での使い分けを解説します。
尺・寸・間(尺貫法)は現在も建築現場のスケール感に根付いており、1尺=303mm・1間=1818mmなどの換算値を覚えておくと実務に役立ちます。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
建築業界には、色々な長さの単位があります。
主に使う単位は「mm(ミリメートル)」です。
その他、m(メートル)やcm(センチメートル)、尺、寸、間という特殊な寸法の単位も使います。
今回は、建築で使う長さの単位の意味、単位の記号、寸法の一覧について説明します。
※尺、寸、間は、尺貫法という単位系で使われました。下記が参考になります。
寸とは?1寸=30.3mmの換算・尺・分・間との関係と建築での使い方
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
建築で使う長さの単位は、主に「mm(ミリメートル)」を使います。建築図面は寸法の書き込みが多いです。全ての寸法に「mm」を書くと図面が見にくいので、mmは省略されます。省略された寸法の単位は、mmと考えてよいでしょう。
建築で使う寸法の一覧を下記に整理しました。
mm(みりめーとる)
m(めーとる)
cm(せんちめーとる)
1間(いっけん)=60寸=1818mm
半間(はんけん)=30寸=910mm
1尺(いっしゃく)=10寸=303mm
1.5尺(1尺5寸)=455mm
1寸(いっすん)=30.3mm
寸、尺、間などの単位系を、尺貫法といいます。現在の建築図面は、寸法を尺貫法で表すことは少ないです。mm、mなどのSI単位系が用いられます。※SI単位系の意味は、下記が参考になります。
SI単位系とは|7つの基本単位と建築で使う組立単位・変換方法を解説
ただし、1800mm、910mm、300mm、455mmのような寸法、スケール感は、現在の建築物にも幅広く使われています。
例えば、胴縁や母屋のピッチは、上記の寸法とすることが多いです。また、外壁パネルの幅も、300、600mmなどの寸法が使われます。是非、理解してください。
下記も参考になります。
寸とは?1寸=30.3mmの換算・尺・分・間との関係と建築での使い方
建築で使う長さの単位の記号は、下記です。
L ⇒ 物や建築物の長さ
t(小文字で書くことが多い) ⇒ 物や建築物の厚さ
H ⇒ 物や建築物の高さ
W ⇒ 物や建築物の幅
これらの記号は、建築図面で特に注釈なしに使われます。建築図面を読むためにも、是非覚えてください。下記も参考になります。
混同しやすい用語
mm(ミリメートル)とm(メートル)
建築図面では主にmmを使い、省略して数値だけ記載します。1m=1000mm、1cm=10mmの関係で、構造計算ではmやkNmなどを使う場合もあります。
図面に「3000」と書かれていればmmで3m、実際の現場でのスケール感としては3000mmと覚えておくと混乱しません。
尺(しゃく)と間(けん)
1尺=303mm、1間=6尺=1818mmで、現在でも胴縁・母屋のピッチや外壁パネルの寸法に尺貫法のスケールが残っています。
1間(いっけん)は約1.8mなので、部屋の広さを感覚でつかむのに便利な単位です。半間=910mm(約91cm)も頻出します。
建築で使う長さの単位を整理した表を示します。
| 単位 | 換算値(mm) | 主な用途 |
|---|---|---|
| 1寸(すん) | 30.3mm | 材木の断面寸法 |
| 1尺(しゃく) | 303mm | 柱・梁の長さ基準 |
| 1間(けん) | 1818mm | 部屋・柱間の基準 |
今回は建築で使う長さの単位について説明しました。意味が理解頂けたと思います。建築図面で使う長さの単位は、主に「mm」です。昔は、寸や尺、間を使っていました。1尺が何mmになるか理解しましょう。下記も参考にしてください。
高さの単位は?1分でわかる単位、記号、高さが大きい・小さいの意味
厚さの単位は?1分でわかる単位、mm、μm 、t 、g/㎡との関係
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
