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建築図面には、寸法を補助する記号がいくつかあります。記号の意味は、業界で共通認識があるため、あえて説明しないことも多いです。今回は、寸法の記号の意味、種類、読み方、w、t、h、l、bとの関係について説明します。※建築図面の意味、図面の寸法については、下記が参考になります。
建築図面の種類とは?1分でわかる意匠図の種類、構造図、各図面の見方
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寸法の意味を細くする目的で、記号を使います。寸法記号の読み方、意味は、建築業界で一般的に使うので、説明されないことが多いです。例えば、
h
は、「高さ」を意味する記号です。大文字の「H」で書くことも多いです。また、「t」もよく使う記号です。tは、厚みを意味します。記号の意味や読み方を知らないと、建築図面を読むことが難しいです。
※「H」「t」の意味は、下記の記事が参考になります。
厚みのtとは?1分でわかる意味、表記法、読み方、寸法と単位の関係
逆に、一度、寸法の記号を覚えれば、建築図面の意味を、より知ることが可能です。
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寸法記号の種類と意味を、下記に整理しました。
B(b) ⇒ 幅(部材の幅)
L(l) ⇒ 長さ
W ⇒ 幅
d ⇒ せい(部材の高さ)
h(H) ⇒ 高さ
r(R) ⇒ 半径
φ ⇒ 直径
t ⇒ 厚さ
□ ⇒ 角形鋼管
〇 ⇒ 丸形鋼管
C ⇒ リップ溝形鋼
[ ⇒ 溝形鋼
Bは、建築物を支える部材(柱や梁)などの幅を示す記号です。一方、Wはインテリア用品や机などの備品の幅を表します。hは物や建物の高さを表します。似た記号にdがあります。これは、柱や梁など、構造部材の「高さ」を示す記号です。
Lは物や建物の長さを表します。小文字の「l」は、数字の「1」と似ているので、大文字を使う方が分かりやすいです。下図をみてください。机を平面的に見ています。「長さL」、「幅B」の記号は、どちらでしょうか。
平面の大きさを比較して、寸法の長い方が、「長さ」です。短い方を「幅」と考えます。よって、上図の場合、
L=1.0m
B=0.5m
です。
混同しやすい記号が、Rとφですね。Rは小文字で書くことが多いです。半径を意味します。φはギリシャ文字で、直径のことです。φと直径の関係は、下記の記事が参考になります。
馴染みのない記号として、t(てぃー)があります。これは物や部材の厚みを表します。tの意味、特徴は下記の記事が参考になります。
厚みのtとは?1分でわかる意味、表記法、読み方、寸法と単位の関係
建築で使う寸法記号の読み方を下記に整理しました。
B ⇒ びー
L ⇒ える
W ⇒ だぶりゅー
d ⇒ でー(でぃー)
h ⇒ えいち
R ⇒ あーる
φ ⇒ ふぁい
t ⇒ てぃー
□ ⇒ かくこうかん
〇 ⇒ こうかん
C ⇒ しーちゃんねる
[ ⇒ ちゃんえる
今回は寸法の記号について説明しました。意味が理解頂けたと思います。寸法記号は、寸法の意味を細くするものです。記号の意味は、建築業界では、当たり前のことなので、説明されないことが多いです。今回紹介した寸法記号はよく使います。意味だけでなく読み方も覚えましょう。普段の生活で馴染みのない、「t」、「φ」の意味は、下記も併せて参考にしてくださいね。
厚みのtとは?1分でわかる意味、表記法、読み方、寸法と単位の関係
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