この記事の要点
二級建築士になるには、大学・短大・高専の建築学科を卒業すれば実務経験なしで受験でき、学科試験(1次)と製図試験(2次)の両方に合格する必要があります。
学科試験は独学での合格が可能ですが、製図試験は専門学校に通う方が合格率が上がります。総合合格率は21〜25%程度です。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
二級建築士になるには、大学、短大、高等専門学校の建築学科を卒業すれば、実務経験なしで受験可能です。
大学院生の中には、二級建築士の資格を取得している方もいます。
一方、建築に関する学歴が無いと、7年もの実務経験が求められます。
今回は二級建築士になる方法、受験資格、独学、合格率について説明します。
※高校生から二級建築士になる方法は、下記も参考になります。
物理が苦手でも建築士になれる?構造と意匠の違い・必要な物理の範囲と克服方法
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
二級建築士になるには、二級建築士の資格試験に合格する必要があります。二級建築士の資格試験は、
1次試験(学科試験)
2次試験(製図試験)
があります。学科試験は五肢択一マークシート式(5つの選択肢から1つの解答を選ぶ)のテストです。受験や学校のテストである程度経験している形式ですね。学科試験は、
建築計画
建築法規
建築構造
建築施工
に関する問題です。学校のテストと比べると覚える範囲が多いです。しっかり勉強しないと合格でいません。1次試験に合格すると、次は製図試験です。これは、提示された課題を満足する「設計図面」を所定の時間内に「手書き」で描く試験です。
二級建築士の資格試験を受けるには、所定の受験資格が必要です。二級建築士の受験資格を下記に整理しました。
・大学、短大、高等専門学校で指定科目を修了し卒業した者 ⇒ 実務経験0年で受験可能
・高等学校、中等教育学校で指定科目を修めて卒業した者 ⇒ 実務経験3年以上で受験可能
・建築設備士 ⇒ 実務経験0年で受験可能
・建築に関する学歴なし ⇒ 実務経験7年以上
大学、短大、高専で建築学科を卒業される方なら、二級建築士は実務経験なしで受験可能です。大学院生の中には、二級建築士の資格を取得した方もいます。
工業高校卒業の方は3年、建築に関する学歴が無い方は7年もの実務経験を必要とします。二級建築士といえど国家資格です。高校生の方は、建築学科のある大学、短大、高専入学を目指しましょう。下記も参考になります。
二級建築士は、学科試験のみ独学で合格可能です。もちろん、製図試験も独学の合格が不可能では無いですが、難しいです。私は一級建築士の試験で、学科試験は独学で合格しましたが、製図試験は学校に通いました。
二級建築士も同じです。学科試験は独学で合格可能です。
二級建築士の合格率は、
1次試験 37~40%程度
2次試験 53~55%程度
1次+2次の総合 21~25%程度
です。上記を見てわかるように、まずは学科試験を突破することです。ここで6~7割の方が不合格です。もちろん、製図試験も半分は合格するといって、気を抜いては駄目ですね。
混同しやすい用語
二級建築士(にきゅうけんちくし)
国家資格で、主に戸建住宅など小規模建築物の設計・工事監理ができます。大学・短大・高専の建築学科卒業者は実務経験なしで受験できます。
一級建築士と異なり設計できる建物の規模に制限があり、大規模建築や特殊建築物は一級建築士が必要です。
一級建築士(いっきゅうけんちくし)
規模・構造・用途を問わずすべての建築物の設計・工事監理ができる最上位の建築士資格で、受験には二級建築士取得後の実務経験が一般的です。
難易度は二級より高く、学科試験の合格率は20〜25%程度です。建築設計・監理業務の幅が大きく広がるため、多くの二級建築士が一級を目指します。
二級建築士を整理した表を示します。
| 資格 | 設計可能な建物規模 | 受験資格(大学卒) |
|---|---|---|
| 二級建築士 | 木造・延床500㎡以下等 | 実務経験不要 |
| 一級建築士 | 制限なし | 実務経験2年 |
| 木造建築士 | 木造・延床300㎡以下等 | 実務経験不要 |
今回は二級建築士になる方法について紹介しました。
理解頂けたと思います。
二級建築士といえども、国家資格です。
全く建築の学歴が無い方は、長い年月、実務経験を必要とします。
私なら、建築学科のある大学や短大、高専に入学して、実務経験の短縮をはかります。
また、二級建築士の先に一級建築士があります。
そう考えると、四年制大学に入学する方がおすすめです。
※下記も併せて参考にしてくださいね。
物理が苦手でも建築士になれる?構造と意匠の違い・必要な物理の範囲と克服方法
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
この記事の内容を○×クイズで確認する
この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。
意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では、受験資格の要件(学歴・実務経験年数)や、建築士が設計・工事監理できる建物の種類・規模に関する問題が頻出です。
「二級建築士の受験資格」として必要な実務経験年数(学歴なし7年・高校卒3年・大学卒0年)は、組み合わせ問題として出題されやすいので確実に覚えておきましょう。