【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
管理建築士は、建築設計事務所を管理する建築士のことです。何を管理するのかというと、建築士の「業務」を管理します。例えば、業務量や業務の難易度などです。今回は管理建築士の意味、講習、兼務と専任の関係、一級建築士との違いについて説明します。
※建築士は、下記が参考になります。
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
管理建築士は、建築設計事務所を管理する建築士です。管理する内容は、
業務量
業務の難易度
業務を担当する建築士の適正
などです。建築設計事務所で働く建築士の、「業務」に関して管理します。また、管理建築士は建築設計事務所ごとに置くことが「義務」です。※設計事務所については、下記が参考になります。
管理建築士は、建築士法24条に規定されます。下記に、管理建築士が行う管理内容を明記しました(法24条を抜粋)。
・受託可能な業務の量および難易並びに業務の内容に応じて必要となる期間の設定
・受託しようとする業務を担当させる建築士その他の技術者の選定および配置
・ほかの建築設計事務所との提携及び提携先に行わせる業務の範囲の案の作成
・建築士事務所に属する建築士その他の技術者の監督およびその業務遂行の適正の確保
なお、管理建築士と建築士事務所の開設者(例えば、事務所の社長)が異なる場合、開設者は管理建築士の意見を尊重する義務があります。
管理建築士になるには、下記の条件をクリアする必要があります。
・一級建築士または二級建築士、木造建築士であること
・建築士として3年以上の設計その他の国土交通省令で定める業務に従事すること
・管理建築士の講習を受けること
建築士法24条より、管理建築士は「専任」である必要があります。他の建築士事務所と兼任はできません。そんなことがあるのか、と思うかもしれません。
例えば、本社の管理建築士を勤めるものが、支社の建築士事務所の管理建築士を兼務できません。同じ会社だとしても、建築士事務所ごとに管理建築士が必要です。
管理建築士は、建築士事務所を管理建築士です。一級建築士、二級建築士、木造建築士でもなれます。よって、一級建築士とは違います。※当然、一級建築士が管理建築士になることは可能です。
今回は管理建築士について説明しました。意味が理解頂けたと思います。管理建築士は、建築士事務所を管理する建築士です。建築士事務所で建築士が行う業務の管理を行います。管理建築士は一級建築士ではなくても、なれます。下記も併せて参考にしてくださいね。
一級建築士を取得するには?絶対取る!と決めた日から始めること3選。
一級建築士が転職すべき1つの理由と、転職後の年収を調べる方法
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート