建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME > 鋼構造の基礎 > アンカーボルトの許容応力表、許容耐力、M20の引張耐力、せん断耐力は?

アンカーボルトの許容耐力表|M20の引張・せん断耐力と許容応力度設計

この記事の要点

アンカーボルトの許容耐力は径(M16・M20・M24等)・材質(SS400・SNB等)によって異なります。

M20アンカーボルトの引張耐力は約28kN(長期)が目安です。

引張耐力・せん断耐力の表の読み方・計算式と、建築基準法での柱脚アンカーボルト設計への適用方法を解説します。

ABR400のM20では短期許容引張耐力57.6kN・せん断耐力33.2kNで、断面算定にはねじ部有効断面積を用います。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット


アンカーボルトの許容応力表を下図に示します。なお、下図に示した材質の許容応力度はJISB1220に規定されます。

ABR400 の許容耐力、性能など

ABR400 の許容耐力、性能など

ABM400 の許容耐力、性能など

ABM400 の許容耐力、性能など

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

ABR490 の許容耐力、性能など

ABR490 の許容耐力、性能など

ABM490の許容耐力、性能など

ABM490の許容耐力、性能など


アンカーボルトの材質は上図に示したABRやABMだけでなくSNR材もよく用います。各アンカーボルトの材質の詳細は下記が参考になります。

abr400とは?1分でわかる意味、規格、許容応力度、定着版との関係

ABM400とは?アンカーボルトの規格・許容応力度とABR400との違い

M20の引張耐力、せん断耐力は?

M20の引張耐力、せん断耐力(ABR400の値とする)は下記の通りです。


・M20の引張耐力 ⇒ 57.6kN

・M20のせん断耐力 ⇒ 33.2kN

混同しやすい用語

ABR材とABM材

ABR(圧延品)とABM(機械加工品)は製造方法が異なり、同じ400や490の強度表示でも許容耐力の値が変わる。

材質の種別を確認してから表を読む必要がある。

引張耐力とせん断耐力

引張耐力は軸方向、せん断耐力は軸直交方向の力に対する耐力である。

同じボルト径でも値が異なるため、力の方向に応じて適切な値を用いる必要がある。

アンカーボルトの許容耐力を整理した表を示します。

材質・径短期許容引張耐力(kN)短期許容せん断耐力(kN)
ABR400 M2057.633.2
ABR400 M2483.047.9
ABM400 M2490.252.1

まとめ

今回は、アンカーボルトの許容応力表を示しました。アンカーボルトの材質はABR材、ABM材、SNR材を用います。アンカーボルトの詳細は下記が参考になります。

アンカーボルトとは?規格(SS400等)・サイズ・種類・埋め込み深さの計算

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

▶ 建築士試験ではどう問われる?
この論点は建築士(構造)で出題されます。実際の問題と解き方は S造の過去問解説(分野別・全年度)(無料)で確認できます。

理解度チェック

Q.

アンカーボルトの許容耐力は何で変わる?

径(M16・M20・M24等)・材質(SS400・SNB等)によって異なります。許容応力度はJIS B1220に規定されます。

Q.

ABR400 M20の短期許容耐力は?

短期許容引張耐力57.6kN・せん断耐力33.2kNで、断面算定にはねじ部有効断面積を用います。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

▼調べるたびに検索するのをやめたい人へ▼

▼過去問の答えは見たけど、解き方がわからない人へ▼

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 鋼構造の基礎 > アンカーボルトの許容応力表、許容耐力、M20の引張耐力、せん断耐力は?
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. わかる建築構造の用語集・図解集
  4. 1頁10円!PDF版の学習記事