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基礎ボルトとは?1分でわかる意味、種類と規格、形状、アンカーボルトとの違い

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基礎ボルト(きそぼると)とは「基礎と部材を接合するボルト」です。鉄骨造や木造に用います。木造の場合、土台と基礎を接合するために基礎ボルトを使います。鉄骨造では、基礎(基礎柱)とベースプレート(および鉄骨柱)を接合するために用います。建築の実務では「アンカーボルト」と言うことが多いです。木造に用いる基礎ボルトはJISA5531に規定されます。今回は基礎ボルトの意味、種類と規格、形状、アンカーボルトとの違いについて説明します。アンカーボルトの意味、規格は下記が参考になります。

アンカーボルトは何のためにある?効果と役割について

柱脚の種類は?1分でわかる種類と意味、鉄骨と基礎、アンカーボルト、ベースプレートの関係

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基礎ボルトとは?規格

基礎ボルトとは、基礎と部材を接合するボルトです。建築の実務では、一般的に「アンカーボルト」といいます。鉄骨造や木造で使います(基礎と上部構造で材料が異なるため)。下図をみてください。一般的な木造住宅では、土台と基礎を接合する目的で基礎ボルトを配置します。


基礎ボルトと木造


基礎ボルトと木造


土台の詳細は下記をご覧ください。

土台とは?1分でわかる意味、基礎との違い、木造建築との関係


鉄骨造では、基礎(基礎柱)とベースプレート(および鉄骨柱)を一体化する目的で基礎ボルトを打ちます。


基礎ボルトと鉄骨造


また鉄骨柱と基礎柱の接合部分を「柱脚(ちゅうきゃく)」といいます。アンカーボルト、柱脚の詳細は下記が参考になります。

アンカーボルトは何のためにある?効果と役割について

柱脚の種類は?1分でわかる種類と意味、鉄骨と基礎、アンカーボルト、ベースプレートの関係


アンカーボルトの規格にABR400、ABM400などがあります。下表にABR400の径や断面積を示します。

ボルトの引張強さ ねじの呼び径 基準軸径(mm) 軸部断面積(m㎡) ねじ部有効断面積(m㎡) 短期許容引張耐力(kN) 短期許容せん断耐力(kN)
400N/m㎡ M16 14.54 166 157 36.9 21.3
M20 18.20 260 245 57.6 33.2
M22 20.20 320 303 71.2 41.1
M24 21.85 375 353 83.0 47.9
M27 24.85 485 459 108 62.4
M30 27.51 594 561 132 76.2
M33 30.51 731 694 163 94.1
M36 33.17 864 817 192 111
M39 36.17 1030 976 229 132
M42 38.83 1180 1120 263 152
M45 41.83 1370 1310 282 163
M48 44.48 1550 1470 316 182

詳細は下記が参考になります。

abr400とは?1分でわかる意味、規格、許容応力度、定着版との関係

abm400とは?1分でわかる意味、規格、許容応力度、abr400との違い

基礎ボルトの形状、種類

基礎ボルトの先端形状(フックの形状)の種類には下図のようなJ形、L形、JA形などがあります。J形やL形を使うことが多いです。


基礎ボルトの形状


また、フックを設けない代わりに定着版を付けることも多いです。定着版をつけることでフックと同等の定着効果が得られます。フックの形状、定着版の詳細は下記が参考になります。

鉄筋のフックってなに?鉄筋のフックの種類と、折り曲げ直径

定着版とは?1分でわかる意味、サイズ、役割、アンカーボルトとの関係

基礎ボルトとアンカーボルトの違い

基礎ボルトとアンカーボルトは同じものです。基礎と部材を接合するボルトですね。アンカーボルトの詳細は下記が参考になります。

アンカーボルトは何のためにある?効果と役割について

まとめ

今回は基礎ボルトについて説明しました。基礎ボルトは、基礎と部材を接合するボルトのことです。建築の実務では「アンカーボルト」と言うことが多いです。主に木造、鉄骨造で使います。基礎ボルトのフックの形状、規格も勉強しましょう。下記が参考になります。

鉄筋のフックってなに?鉄筋のフックの種類と、折り曲げ直径

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