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のど断面とは、隅肉溶接部の力を伝達する断面のことです。のど断面の断面積を、のど断面積といいます。今回はのど断面の意味、のど断面積、隅肉溶接、のど厚との関係について説明します。関係用語として、のど厚、サイズ、隅肉溶接があります。詳細は、下記が参考になります。
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のど断面とは、隅肉溶接部の力を伝達する断面です。
のど断面は、隅肉溶接部の「のど厚」と「有効長さ」による部分です。隅肉溶接部の耐力を計算するとき、のど断面が必要です。下式を計算し、のど断面の耐力を算定します。
隅肉溶接部の耐力=のど厚×有効長さ×溶接部の許容せん断応力度
のど厚×有効長さで算定される面積を、のど断面積といいます。のど厚、溶接部の有効長さは、下記が参考になります。
有効長さとは?1分でわかる意味、建築、溶接、梁のたわみと構造
また、隅肉溶接部の耐力の計算方法や流れは、下記も参考になります。
溶接部の強度とは?溶接部の耐力の計算方法と許容応力度、材料強度
なお、隅肉溶接はせん断力のみ伝達できます。よって、溶接部の許容応力度は、「許容せん断応力度」を用います。許容せん断応力度の意味は、下記が参考になります。
のど断面は、隅肉溶接部の力を伝達する断面です。のど断面を、「のど断面積」ともいいます。のど断面積の計算方法は、下記です。
のど断面積=のど厚×有効長さ
のど断面は、のど厚と有効長さの取り方が大切です。のど厚は、下式で計算します。
のど厚(a)=サイズ(S)×0.70
サイズとは、隅肉溶接部の縦と横で短い方の幅です。下図にのど厚とサイズの関係を示します。
上記より、のど厚が大きいほど、のど断面も大きくなります。また、有効長さが大きいほど、のど断面も大きいです。のど厚はサイズの大きさに依存します。サイズと脚長、のど厚の関係も理解しましょう。下記が参考になります。
今回はのど断面について説明しました。意味が理解頂けたと思います。のど断面は、隅肉溶接部の力を伝達する断面です。隅肉溶接は、せん断力を伝達します。のど断面積の求め方、のど厚、有効長さとの関係も理解しましょう。下記の記事も併せて勉強しましょうね。
溶接部の強度とは?溶接部の耐力の計算方法と許容応力度、材料強度
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