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建築物に使う鉄骨の種類は色々あります。鉄骨造の建物には、SS、SM、SN、STKR、BCR、STK、SCSSなどの鉄骨を使います。鉄骨の種類に応じて性能が違うので、構造部材の違いなどで使い分けます。今回は、鉄骨の種類、サイズ、名称、鉄骨の種類と構造形式について説明します。下記も併せて参考にしてください。
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建築物に使う鉄骨の種類は本当に色々あります。鉄骨の材質はSS400、SN400のように記号で表しますが名称もあります。下記に鉄骨の種類と名称を示しました。
一般構造用圧延鋼材 SS400, SS490
建築構造用圧延鋼材 SN400A, SN400B, SN400C(SN490A, SN490B, SN490C)
溶接構造用圧延鋼材 SM400, SM490
一般構造用炭素鋼管 STK400,STK490
一般構造用角形鋼管 STKR400,STKR490
建築構造用冷間ロール成形角形鋼管 BCR295
一般構造用軽量形鋼 SSC400
上記の鉄骨の種類は、鉄骨造の建物でよく使います。その他、鉄筋コンクリート造には「鉄筋」という鋼材もあります。鉄筋の詳細は下記が参考になります。
異形鉄筋と丸鋼の違い、サイズ、機械的性質、化学成分、規格、それぞれの特徴
なおSS400などの「SS」は一般構造用圧延鋼材、「400」は鉄骨の引張強度の下限値を意味します。他の鉄骨も同様です。
また、SS400、SN400、BCR295などはよく使う鉄骨の種類です。性質、特徴などの詳細は下記が参考になります。
ss400とは?1分でわかる意味、規格、密度、成分、板厚、フラットバーの関係
SN400Bとは?1分でわかる規格、SS400との違い、重量、H形鋼との関係
BCR295の規格が丸わかり!BCR材のサイズと断面性能、重量、STKR材との違い
鉄骨の種類に応じて性能が違います。よって構造部材の種類ごとに材質を使い分けます。例えばSN材は、伸び能力に優れた鉄骨です。変形性能が必要なラーメン構造の梁などに用います。BCR材は角形鋼管で、柱によく使う種類です。SS材、SM材、SN材の違いは下記が参考になります。
鉄骨は種類によってサイズが違うので注意が必要です。例えばSCSS材は軽量形鋼です。軽量形鋼は、仕上げの下地材に使うので大きな断面を必要としません。サイズの上限も小さいです。SCSSの詳細は下記が参考になります。
scss-h97とは?1分でわかる意味、目的、梁継手、柱継手、保有耐力接合の表
一方、BCR材は、主に柱などに使う材質なので大きなサイズまで用意されています。
BCR295の規格が丸わかり!BCR材のサイズと断面性能、重量、STKR材との違い
鉄骨造の構造形式として、「ラーメン構造」「ブレース構造」があります。ラーメン構造は柱と梁を剛接合します。一方、ブレース構造は柱と梁はピン接合でも良いです。例えば、
ラーメン構造に使う鉄骨の種類 ⇒ BCR材(柱)、SN材(大梁)
ブレース構造に使う鉄骨の種類 ⇒ SN材(柱)、SNR材(ブレース)
のように使い分けます。ラーメン構造、ブレース構造の詳細は下記が参考になります。
ラーメン構造とは?1分でわかる意味、特徴、由来、メリットとデメリット
今回は鉄骨の種類について説明しました。鉄骨には色々な種類があります。特に、SS材、SM材、SN材、BCR材の特徴や違いは理解しましょう。実務で本当によく使います。詳細は下記を参考にしてくださいね。
BCR295の規格が丸わかり!BCR材のサイズと断面性能、重量、STKR材との違い
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