【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
鉄骨造(重量鉄骨造)のマンションは、比較的耐震性が高いです。ただし、鉄筋コンクリート造のマンションに比べると揺れやすく、防音性も低いです。今回は鉄骨造のマンションの耐震性、防音性、揺れやすさ、軽量鉄骨と重量鉄骨との関係について説明します。鉄骨造の特徴は、下記が参考になります。
s造とは?1分でわかる意味、メリット、スパン、外壁、マンション
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
鉄骨造(重量鉄骨造)のマンションは、比較的耐震性が高いです。ただし、鉄筋コンクリート造に比べて、下記の欠点があります。
・地震で揺れやすい
鉄骨部材は、鉄筋コンクリート部材に比べて小さい断面を使用するためです。専門的にいうと、「剛性が低い」からです。剛性の意味は、下記が参考になります。
ただし「揺れやすい」ことは、一概に欠点とはいえません。建物は、地震で揺れる過程で、地震のエネルギーを吸収します。揺れやすいが、壊れにくいと考えても良いでしょう。効果的に地震力を吸収できるので、耐震性に優れる、という見方もできます。
また、鉄骨造が高い耐震性を発揮するためには、適切な設計と施工が不可欠です。特に、鉄骨造は、鉄筋コンクリートに比べて「接合部」の重要性が高いです。
鉄骨造は、1つ1つはバラバラの部材を、溶接や高力ボルトによる接合で一体化しています。接合部が適切に設計されてなければ、部材の性能は発揮されません。鉄骨造の接合部は、下記も参考になります。
なお、鉄骨造には軽量鉄骨と重量鉄骨があります。前述は重量鉄骨について説明しました。仮に軽量鉄骨のマンションがある場合、耐震性は低いです。軽量鉄骨は、3.2mm以下の厚みでつくられた鋼材を、柱や梁に使います。重量鉄骨に比べて構造性能が落ちます。
不動産屋さんでは、軽量鉄骨と重量鉄骨を区別せず「鉄骨造」と表記することもあります。重要なことですから、是非確認してみましょう。下記も参考になります。
鉄骨造のマンションは、鉄筋コンクリート造に比べて防音性は落ちます。ただし、グレードの高い吸音材や防音対策をしたマンションもあるでしょう。実際に、部屋の中に入って確認してみましょう。
今回は鉄骨のマンションについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。鉄骨造のマンションの耐震性は、比較的高いです。ただし、適切な設計および施工がされている条件付きです。鉄筋コンクリート造に比べると、揺れやすい、防音性が低いことも覚えてくださいね。下記も参考になります。
s造とは?1分でわかる意味、メリット、スパン、外壁、マンション
鉄筋コンクリートの壁厚は?1分でわかる意味、壁厚の規準、マンションの壁厚との関係
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート