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鉄骨鉄筋コンクリート造の最も基本的なTIPS

鉄骨鉄筋コンクリート造(以下、SRC造)は鉄骨とRCを組み合わせた構造体です。最大の特徴は、その不静定次数の高さ。要は、剛性・強度共に最強なのです。一方で、施工性に注意することや費用の面でデメリットもあります。


今回は、構造的な側面に着目して最も基本的なポイント(TIPS)を紹介します。


1.あばら筋・帯筋と鉄骨とのあきは25mm以上とする。

あばら筋・帯筋と鉄骨のあきは25mm以上にします。これは粗骨材が入らなかったり、コンクリートが上手く回らないことを防ぐためです。


2.孔の径はSRC構造の梁で全せいの0.4倍以下、かつ内蔵する鉄骨梁のせいの0.7倍以下とする。

いくらSRCが強いと言っても、孔の径には注意が必要です。


3.鉄骨に対するコンクリートのかぶり厚さは50mm以上、通常の場合100mm以上とする。

かぶりはRC規準に準じていますが、実際は納まりの関係でかぶりは決定されます。標準的には柱で150、梁で120程度です。このくらいないと、鉄筋や鉄骨部材が納まらないのです。


4.SRCの単位体積重量は、普通コンクリートの場合で25kN/m3とする。

RCが24kN/m3ですが、SRCはさらに+1多い。案外忘れがちな事実ですね。


5.剛性はコンクリート断面の全断面として算定して良い。但し、鋼材の影響が小さい場合に限る。

RCと同じ考え方です。鉄筋は無視して剛性を算定する必要があります。また、応力計算で重要なのは、剛比であるため部分的にRCとSRCを使い分けていなければ計算に影響ないでしょう。


6.SRCの曲げ耐力は、鉄骨とRC曲げ耐力の単純累加から一般化累加強度式へ。

昔は、SRCの耐力は鉄骨の曲げ耐力とRCの曲げ耐力を単純に足し算していました。しかし、SRCの合成効果を考慮して算定する方法が一般化累加強度式です。後者の方が、耐力が大きくでるので経済的な部材断面とできます。

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