この記事の要点
外径(がいけい)は「内径 + 2×板厚(肉厚)」で求めます。鋼管や配管では内径・外径・肉厚の3者の関係を理解することが重要です。
外径・内径・肉厚の計算式・円の面積・重量計算への応用と、建築設備(配管)・構造用鋼管(丸形鋼管)での外径の使い方を解説します。
外径は、円の中心を通る両端部の距離です。
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外径は板厚、内径の関係から計算できます。外径は、円の中心を通る両端部の距離です。内径は、外径から両側の板厚を引いた長さです。今回は外径の計算、意味、円との関係、重量について説明します。外径、内径の意味は下記が参考になります。
外径と内径の記号は下記が参考になります。
φ(ファイ)とは?直径を示す記号の意味・読み方・使い方と表記
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外径は、内径や板厚と関係します。外径の計算方法を下記に示します。
D=d+2t
各記号は、外径がD、内径がd、板厚をtです。外径、内径の意味は、下記が参考になります。
また、管の断面積と内径または板厚が既知の場合、外径を求めることが可能です。管の断面積の公式は下記です。
A=0.785(D^2-d^2)
下図をみてください。外径、内径、板厚の関係を示します。
また、下図のように中実断面は「内径」や「板厚」という概念が無いです。外径=直径だからです。直径の求め方は、下記が参考になります。
φ(ファイ)とは?直径を示す記号の意味・読み方・使い方と表記
当然ですが、半径rの値が既知の場合、その値を2倍すれば外径が算定できます。半径と直径の関係は、下記が参考になります。
半径とは?rの記号・直径・d・φとの違いと建築断面計算での使い方
管の重量は、
管の断面積
管の長さ
管の密度
が関係します。長さ、密度が大きいほど重量も大きいです。今回は、長さと密度に関する説明は省略します。密度の意味は、下記を参考にしてください。
密度の記号はρ(ロー)?意味・読み方・比重・単位体積重量との違いを解説
管の断面積は下式で計算します。
A=0.785(D^2-d^2)
上式より、外径が大きく、内径が小さいほど断面積が大きいですね。内径が0(ぜろ)になるとき中実断面に等しいです。また、板厚が大きくなるほど内径は小さくなります。
管の図をみて、上記の説明を読むとイメージしやすいですよ。管の断面積は、下記の記事が参考になります。
円筒の面積の求め方|側面積・底面積・表面積の公式と建築柱・配管計算への活用
混同しやすい用語
外径(D)
管の外側の直径です。
断面積の計算ではA=0.785×D2(円の場合)を用い、管の場合は内径の円を引きます。
内径(d)
管の内側(空洞部)の直径です。
断面積はA=0.785(D2-d2)で、外径と内径の差が板厚の2倍になります。
外径の計算を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 外径の計算式 | 外径=内径+2×板厚 | 管(鋼管など)に適用 |
| 内径の計算式 | 内径=外径-2×板厚 | 外径から逆算 |
| 重量との関係 | 断面積×長さ×密度で算定 | 外径・内径から断面積を計算 |
今回は外径の計算について説明しました。
意味や計算方法が理解頂けたと思います。
管は中空断面です。
外径、内径、板厚が関係しています。
これらの関係から、外径を計算できますね。
まずは管の図をイメージしてください。
外径、内径、板厚が、どの部分に該当するか理解しましょう。
下記が参考になります。
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外径とは何で、どう計算しますか?
外径(がいけい)は円の中心を通る両端部の距離(管の外側の直径)で、「内径+2×板厚(肉厚)」で求めます(外径D、内径d、板厚t)。内径は外径から両側の板厚を引いた長さです。半径rが既知なら2倍で外径が算定でき、中実断面は内径・板厚の概念がなく外径=直径です。
外径と管の断面積・重量の関係は?
管の断面積はA=0.785(D2−d2)(D外径、d内径)で、外径が大きく内径が小さいほど断面積が大きくなります(内径0で中実断面に等しい、板厚が大きいほど内径は小さい)。外径と内径の差が板厚の2倍です。重量は長さと密度が関係し、長さ・密度が大きいほど重量も大きくなります。
