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片持ち部材で支持されたバルコニーのことです。普通、バルコニーは片持ち部材で支持するので、単に「バルコニー」ともいいます。今回は、片持ちバルコニーの意味、バルコニー長さの限界、バルコニー断面、片持ち梁との関係について説明します。※片持ち梁、片持ちスラブについては下記の記事が参考になります。
片持ちスラブとは?長さと厚さの関係、設計方法と計算、変形増大係数は?
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片持ち部材で支持されたバルコニーを、片持ちバルコニーといいます。ただし、バルコニーは、片持ち部材で支持することが普通です。よって単に「バルコニー」ともいいます。バルコニーを設けることで、下記の効果があります。
屋外スペースができる。
窓から見下ろしたとき、視覚的な安心感がある
バルコニーから洗濯物を干す方、家庭菜園を行う方は多いですよね。バルコニーを設けることで、屋外スペースができます。
また、窓から地面を見下ろしたとき、バルコニーが地上の視界を遮るので安心感があります。例えば、バルコニー無しで10階から地上を見下ろしたとき、危なく感じますよね。バルコニーがあるお陰で、窓際にソファを置いてリラックスできます。
もちろん、誤って窓から転落することも減るでしょう。分譲、賃貸に限らず、マンションにはほとんど片持ちバルコニーが設置されています。
片持ちバルコニーの長さは1.5~2.0m程度が一般的です。2mを超える片持ちバルコニーは、構造的にデメリットが多いです。不可能では無いですが、長さを大きくするだけ不合理となります。
マンションの片持ちバルコニーは、「片持ちスラブ」という部材で支持します。片持ちスラブの厚みは、
片持ち長さの1/10
とします。例えば、片持ち長さが2000の場合、スラブ厚は200mmです。
片持ちバルコニーは、片持ちスラブで支持します。ただ、片持ち梁でバルコニーを支持する方法もあります。片持ち梁で支持した方が、安定性が高いです。片持ち長さを大きくすること、スラブ厚を薄くすることが可能です。
片持ち梁の関係は、下記が参考になります。
今回は片持ちバルコニーについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。片持ちバルコニーとは、片持ち部材で支持するバルコニーです。単にバルコニーともいいます。片持ち部材の特徴を覚えてくださいね。特に、片持ちスラブ、片持ち梁は理解しましょう。下記の記事を併せて参考にしてくださいね。
片持ちスラブとは?長さと厚さの関係、設計方法と計算、変形増大係数は?
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