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長方形板とは?1分でわかる意味、曲げ応力、たわみ、計算方法

この記事の要点

長方形板(ちょうほうけいばん)とは、長方形の板です。

厚さより幅および長さの大きな部材を板といいます。

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長方形板(ちょうほうけいばん)とは、長方形の板です。厚さより幅および長さの大きな部材を板といいます。例えば「スラブ」や「壁」は、建築部材の代表的な長方形板です。今回は長方形板の意味、曲げ応力、たわみの計算方法について説明します。


スラブの意味、設計方法は下記が参考になります。

スラブとは?現役設計者が教える意味、特徴、役割、屋根スラブ、土間

スラブの設計とは?5分でわかる方法、辺長比、集中荷重の検討、スラブ

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長方形板とは?

長方形板とは、長方形の板です。厚さより幅や長さの大きな部材です。下図をみてください。これが長方形板です。

長方形板

建築部材では、スラブや壁が代表的な長方形板です。スラブは、人や物の荷重を支える長方形板です。鉄筋コンクリートで造ります。スラブの詳細は、下記が参考になります。

スラブとは?現役設計者が教える意味、特徴、役割、屋根スラブ、土間


壁は地震力に抵抗したり、外部と内部を隔てて空間をつくる目的があります。なお、壁には外部に面した壁(外壁)、内部にある壁(内壁)があります。壁の詳細は、下記が参考になります。

外壁とは?1分でわかる意味、内壁との違い、読み方、厚み、寸法

長方形板の曲げ応力と計算方法

長方形板の曲げモーメントは、xとy方向の交差梁と考えて計算します。下図をみてください。支点が4つあるので不静定構造です。つり合い式だけで解けないため、「交差部のたわみは等しい」という条件を追加し、応力を算定します。

長方形板の曲げ応力と交差梁

四辺固定の長方形板の曲げ応力は、下式です。


短辺端部 M=wxLx^2/12

短辺中央 M=wxLx^2/18

長辺端部 M=wLx^2/24

長辺中央 M=wLx^2/36


四辺固定の長方形板は、2方向に力が流れるのでx方向、y方向に作用する荷重を算定し、曲げ応力を求めます。上式の詳細は、下記も参考になります。

RCスラブのたわみ

スラブの設計とは?5分でわかる方法、辺長比、集中荷重の検討、スラブ


なお、短辺中央の曲げ応力は、公式上ではwxLx^2/24ですが、周辺固定度の現象を考え、4/3の応力とされています。鉄筋コンクリート造構造計算規準などをご確認ください。

長方形板の周辺の境界条件により、曲げ応力の計算式も変わります。上記の公式を使うのも面倒なので、長方形板の設計では曲げ応力をすぐに算定できる「早見表」が活躍します。早見表を読むためには、辺長比が必要です。辺長比の意味は、下記が参考になります。

辺長比とは?1分でわかる意味、計算法、スラブとの関係、読み方


早見表は、前述した規準書や下記の書籍等にも書いてあります。

長方形板のたわみと計算方法

長方形板のたわみは、曲げ応力の計算と同様に、単位幅の交差梁として解きます。計算方法は、下記が参考になります。

RCスラブのたわみ

混同しやすい用語

ひずみ

ひずみは断面内の変形の割合で、たわみは部材全体の変位量です。両者は関連しますが、使う式と意味が異なります。

変位

変位は構造物全体の位置変化を指し、たわみは梁などの部材が曲がる方向(鉛直)の変位です。

根拠・参考

  • 鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説(日本建築学会)

実務では、設計条件・仕様書・適用する規準により確認してください。

試験での問われ方|管理人の一言

長方形板に関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。定義と計算の両面から理解しておきましょう。

試験ではたわみの公式・許容たわみ(L/300程度)・梁の支持条件との関係が問われます。

スパンの影響が大きい(L?に比例)点を押さえ、断面二次モーメントや弾性係数との関係から定性的に理解しましょう。

長方形板を整理した表を示します。

項目内容備考
定義長方形の板(厚さより幅・長さが大きい部材)スラブ・壁が代表例
曲げ応力の計算x・y方向の交差梁として不静定解析四辺固定の場合は端部・中央で公式が異なる
たわみの計算単位幅の交差梁として解く辺長比を用いた早見表を活用

まとめ

今回は長方形板について説明しました。意味が理解頂けたと思います。長方形板は、長方形の板です。板の意味、曲げ応力、たわみの計算方法を理解しましょう。建築部材の長方形板には、スラブと壁があります。構造的な特徴も覚えましょうね。下記の記事が参考になります。

スラブの設計とは?5分でわかる方法、辺長比、集中荷重の検討、スラブ

外壁とは?1分でわかる意味、内壁との違い、読み方、厚み、寸法

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