この記事の要点
持ち出しスラブとは、梁の側面から飛び出しているスラブです。
片持ちスラブともいいます。
この記事では、片持ちスラブとは何か、厚さの目安はどれくらいか、持ち出し長さの設計基準を整理します。
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持ち出しスラブとは、梁の側面から飛び出しているスラブです。
片持ちスラブともいいます。
持ち出しスラブは梁の側面のみを支持端としているため、応力、変形、振動などに注意が必要です。
今回は、持ち出しスラブの意味、片持ちスラブとの違い、厚さ、持ち出し長さは2m以上にできるか説明します。
片持ちスラブの詳細は下記が参考になります。
片持ちスラブとは?長さ・厚さの基準・変形増大係数16の計算を解説
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持ち出しスラブとは、梁の側面から飛び出しているスラブです。下図に持ち出しスラブを示します。これを「片持ちスラブ」とも言います。
持ち出しスラブは、梁の側面のみを支持端としています。片持ち梁のように、応力や変形(たわみ)、振動が大きくなるため、スパン(持ち出し長さ)は大きくできません。
また、一端のみで支持されており冗長性が無いので十分な安全率を見込んだ設計が求められます。片持ちスラブの詳細は下記が参考になります。
片持ちスラブとは?長さ・厚さの基準・変形増大係数16の計算を解説
持ち出しスラブと片持ちスラブは同じ意味です。一般に、「片持ちスラブ」ということが多いです。
持ち出しスラブの厚さは、持ち出し長さの1/10以上とします。
例えば、持ち出し長さが2mの場合、スラブ厚は「2000mm÷10=200mm以上」です。
なお、持ち出し長さは「梁の側面からスラブ先端」とします。
さらに、スラブ厚の規定は「支持端のみに適用」されます。
つまり、持ち出しスラブの先端は200mm以上とする必要はなく、先端を120mmや150mmに絞ることが可能です。スラブ厚の詳細は下記もご覧ください。
持ち出しスラブのスパンは2m以上とすることが可能です。ただし、2m超の持ち出し長さとする場合、前述したスラブ厚だけでなく「たわみ、振動」などの影響に注意が必要です。
混同しやすい用語
片持ちスラブと両辺支持スラブ
持ち出しスラブ(片持ちスラブ)は一端のみで支持されるため、応力・たわみが大きくなります。
一方、両辺支持スラブは両端を梁や壁で支持し、応力の分散効果があります。
設計方法・スラブ厚が異なります。
1方向スラブと2方向スラブ
短辺と長辺の比が1:2を超えると1方向スラブ、1:2以下だと2方向スラブとして設計します。
持ち出しスラブは梁の側面から1方向に張り出す構造で、通常は1方向スラブとして扱います。
たわみと変形増大係数
スラブのたわみ(変形量)はスパンの長さと厚さに関係し、持ち出しスラブでは特に大きくなります。
長期的なクリープによるたわみ増大を考慮するため「変形増大係数」を用います。
通常のスラブのたわみとは異なる扱いが必要です。
今回は、持ち出しスラブについて説明しました。
持ち出しスラブとは、梁の側面から飛び出しているスラブです。
片持ちスラブともいいます。
梁の側面の一端のみで支持されており、応力やたわみに注意が必要です。
片持ちスラブの詳細、厚さなど下記も参考になります。
片持ちスラブとは?長さ・厚さの基準・変形増大係数16の計算を解説
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