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南海トラフ巨大地震(想定マグニチュード9.1)では、奈良県全域で少なくとも震度5弱、最大値で6強の揺れ、地震発生後の1週間後には約29万人の方が避難者となり、住宅全壊棟数は約47000棟などが想定されています。奈良県は海に接しておらず津波の心配は無いですが、比較的震源域に近いため想定される震度も大きくなります。
内閣府による南海トラフ大地震は東海地震、東南海地震、南海地震の連動型地震を想定しています。過去には1707年に発生した宝永地震がこの連動型地震とされており、宝永地震による奈良県の揺れは震度6程度とされています。今回は、南海トラフによる奈良県の震度、津波の影響、最大震度、橿原市の震度について説明します。
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南海トラフ巨大地震による奈良県の震度を下表に示します(内閣府の試算による)。下表のように、奈良県の全域で少なくとも震度5弱、最大で震度6強が想定されています。
内閣府の想定する南海トラフ巨大地震は、東海地震、東南海地震、南海地震の連動型地震です。過去には1707年に同様の連動型地震が起きたことが予想されており、宝永地震では奈良県の震度は6と推定されます。なお、奈良県は海に接しておらず、津波はきません。
上表の基本ケース、陸側ケース、東側ケース、西側ケース、経験的手法とは下記を意味します。
・基本ケース ⇒ 過去の東海地震、東南海・南海地震の結果を参考に、発生する確率は極めて低いものの、理論上は起こり得る最大クラスの地震で、強震動生成域が過去の記録から基本的な位置に設定されている
・陸側ケース ⇒ 基本ケースよりも陸側にSMGAを設定し、揺れによる被害が最大になると想定されている地震。
・東側ケース ⇒ 基本ケースの強震動生成域をやや東側の場所に設定したもの
・西側ケース ⇒ 基本ケースの強震動生成域をやや西側の場所に設定したもの
・経験的手法 ⇒ 震源からの距離に従い地震の揺れがどの程度減衰するかを示す経験的な式を用いて震度を推計する手法
南海トラフ巨大地震による奈良県の最大震度は震度6強が想定されています。
南海トラフ巨大地震による橿原市の震度は6弱~6強です。
今回は、南海トラフによる奈良県の震度について説明しました。南海トラフ巨大地震により奈良県全域で少なくとも震度5弱、最大で震度6強の地震が発生します。また、奈良県は海に接していないので津波はきません。
https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/taisaku/pdf/1_6.pdf
https://www.ogb.go.jp/-/media/Files/OGB/Soumu/bousai/torafu/shiryo1_okinawa_nankaitorafu140401.pdf【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
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