この記事の要点
極めて稀、稀とは、建築物に作用する外力の程度を意味します。
極めて稀は、最大級の外力のレベルを意味し、稀は中程度の外力です。
この記事では、極めて稀・稀とは何か、稀とどう違うのか、発生頻度と地震力の目安はどれくらいかを整理します。
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極めて稀、稀とは、建築物に作用する外力の程度を意味します。
極めて稀は、最大級の外力のレベルを意味し、稀は中程度の外力です。
今回は極めて稀、稀の意味、違い、地震力の大きさ、震度との関係について説明します。
なお、似た用語で、中地震、大地震があります。
下記の記事が参考になります。
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極めて稀、稀とは建築物に作用する外力の強さ(程度)を表す用語です。建築物の構造計算では、地震力に対しての安全性を検証します。
このとき、
稀に作用する地震
極めて稀に作用する地震
の2つの力を考慮します。極めて稀は、最大級の外力です。稀に作用する地震は、中程度の外力です。
なお、中程度の地震を中地震、最大級の地震を大地震といいます。中地震と大地震の詳細は、下記の記事が参考になります。
極めて稀な地震、稀な地震の違いを下記に整理しました。
極めて稀に発生する地震 ⇒ 500年に一度発生する地震
稀に発生する地震 ⇒ 50年に一度発生する地震
極めて稀に発生する地震は、500年に一度発生する地震です。具体的に地震の大きさは定義されませんが、東日本大震災や将来発生が考えられる「南海トラフ大地震」が、極めて稀に発生する地震に該当します。
一方、稀に発生する地震は50年に一度起きるものです。これも具体的な地震の規模は定義されませんが、震度6弱以下を目安にしてください(※あくまで目安です。震度は直接関係しません)。
極めて稀、稀に発生する地震は、前述したように発生頻度により定義されます。よって、直接震度と関係しません。ただ、50年に一度起きる地震よりも、500年に一度起きる地震のほうが大きいです。震度との目安を下記に整理しました。
極めて稀に発生する地震の震度 ⇒ 震度6強、7(但し、震度7は上限がないので定義が難しい)
稀に発生する地震の震度 ⇒ 震度6弱以下
上記は、あくまで目安です。震度と「極めて稀に発生する地震」、「稀に発生する地震」は、直接関係しないことを覚えてくださいね。
混同しやすい用語
極めて稀に発生する地震
500年に一度発生する最大級の地震です。
大地震(震度6強〜7相当)がこれに該当し、構造計算では保有水平耐力の検討対象となります。
稀に発生する地震
50年に一度発生する中程度の地震です。
中地震(震度6弱以下の目安)がこれに該当し、許容応力度計算の対象となります。
極めて稀と稀を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 極めて稀に発生する地震 | 500年に一度発生する最大級の地震 | 大地震(震度6強〜7相当) |
| 稀に発生する地震 | 50年に一度発生する中程度の地震 | 中地震(震度6弱以下の目安) |
| 震度との関係 | 発生頻度で定義(震度と直接関係しない) | あくまで目安 |
今回は極めて稀、稀に発生する地震について説明しました。
意味が理解頂けたと思います。
極めて稀、稀は外力の程度(レベル)を意味する用語です。
建築物に作用する地震力との関係を覚えてくださいね。
また、大地震、中地震の意味も併せて理解しましょう。
下記の記事が参考になります。
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