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トルクの単位にnm(にゅーとんめーとる)があります。トルクとはナットを回転させるために加えるねじりモーメントです。家具を組み立てる時、スパナでボルトを締め付けた経験があると思います。簡単にいうと、スパナでボルトを締める力がトルクです。
今回はトルクの単位であるnmの意味、単位、読み方、ncm、kgfm、kgmへの換算について説明します。トルクの単位、ねじりモーメントの意味など下記が参考になります。
ねじりモーメントとは?1分でわかる意味、公式、単位、トルクとの関係、h鋼
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トルクの単位にnm(にゅーとんめーとる)があります。トルクとは、ナットを回転させるために加えるねじりモーメントです。簡単にいうと、ボルトをスパナで締め付ける時の力です。下図をみてください。赤線がトルクの力です。
nmの「n(にゅーとん)」は力の単位、「m(めーとる)」は距離の単位です。nmは力と距離をかけた単位です。下式に示します。
トルク(nm)=力(n)×距離(m)
上式の通り、力が大きくても距離が短いとトルクは小さくなります。よって力が弱い人は、長いスパナを使う方が有利です。トルクの単位、ねじりモーメントの意味は下記が参考になります。
ねじりモーメントとは?1分でわかる意味、公式、単位、トルクとの関係、h鋼
トルクの単位はnmをよく使います。nmは「力(N)と距離(m)の掛け算」であらわす単位です。
例えばボルトを締める時、短いスパナを使うより長いスパナを使う方が簡単に締め付けできます。これは長いスパナの方が、トルクの値(nmの値)が大きいからです。
ところで、nmの「n(ニュートン)」の力の大きさをご存知でしょうか。1N=100gと同じです。1nmを分かりやすく言うと、長さ100mmのスパナを使って1kgの力で締め付けるトルクです。
1993年以前はkgfmやkgfという単位でしたが、1993年以降、kgf⇒Nの単位に統一されました。kgfを工学単位系、NをSI単位系といいます。詳細は下記が参考になります。
工学単位系とは?1分でわかる意味、質量、重量、力、圧力の単位、加速度との関係
SI単位系とは?1分でわかる意味、一覧、基本単位、変換、ニュートン
トルクの単位とnmの読み方を下記に示します。
N・m ⇒ にゅーとんめーとる
kgf・cm ⇒ きろぐらむふぉーすせんちめーとる
gf・cm ⇒ ぐらむふぉーすせんちめーとる
kN・m ⇒ きろにゅーとんめーとる
kgf・m ⇒ きろぐらむふぉーすめーとる
現在は、トルクの単位としてnmが一般的です。しかし、kgfm(kgm)も使うことがあります。nmと各単位の換算を下記に示します。
1 nm ⇒ 0.1 kgfm
1 nm ⇒ 0.1 kgm
1 nm ⇒ 0.01 ncm
1kgfm ⇒ 10Nm
1kgm ⇒ 10Nm
1ncm ⇒ 0.01Nm
今回は、トルクのnmについて説明しました。単位の意味など理解頂けたと思います。nmは、力と距離の掛け算を表す単位です。ボルトを締め付ける時、短いスパナを使うより長いスパナを使う方が、簡単に締め付けできます。これはスパナが長い分、トルクが大きいからです。トルクの意味と単位、モーメントの意味など下記も勉強しましょう。
ねじりモーメントとは?1分でわかる意味、公式、単位、トルクとの関係、h鋼
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