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ナットとは、ボルトを締めつける金具の1つです。ナットは、ボルト、ワッシャー(座金)と一緒に使います(ナットだけでは意味がない)。今回はナットの寸法、絞め方、ボルトとの違い、ナットの向き、使い方について説明します。※ボルト、ワッシャーについては、下記が参考になります。
中ボルトとは?1分でわかる意味、規格、強度区分、戻り止め、高力ボルトとの違い
ワッシャーとは?1分でわかる規格、寸法、向き、順番、役割、スプリング座金
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ナットとは、ボルトを締めつける金具の1つです。下図をみてください。板を締め付けるとき、ボルトと座金、ナットが必要です。ナットを時計回りに締め付けることで、接合部が一体化されます。
高力ボルトの締め付けでは、ナット1つですが、アンカーボルトの締め付けでは緩み止めとして、ナットを二重にします。下記が参考になります。
アンカーボルトってなに?アンカーボルトの目的と規格、サイズ、種類
ダブルナットとは?1分でわかる意味、絞め方の手順、スプリングワッシャーとの違い
ナットの寸法を下記に示します。図の記号を参照しながら寸法を確認してくださいね。
建築物の接合部は、主に高力ボルト接合とします。高力ボルトは、ナットの締め方(ボルトの締め付け方)が下記の2通りあります。
・ナット回転法
・トルクコントロール法
トルクコントロール法とは?1分でわかる意味、手順、トルク値、本締め
ナット回転法は、ナットの回転角度を制御することで所定の締付力を与える方法です。トルクコントロール法は、所定の締付力をトルクで制御する方法です。最近では、施工精度が良いトルクコントロール法が主流です。
但し六角高力ボルト(F10T)では、ナット回転法しか使えません。※高力ボルトについては、下記が参考になります。
ナットには正しい向きがあります。この向きを間違えると、ボルトの締め付けが適切に行われないため注意してくださいね。下図の下側が座金と密着する側(内側)で、上側の面取りしてある部分が外側です。
下図をみれば、ナットとボルトの違いがわかりますね。
今回はナットについて説明しました。ナットの意味が理解頂けたと思います。ナットの寸法は覚えなくても良いでしょう。但し、柱脚部や部材が集まる箇所ではナットの高さが納まりに影響するため、注意したいですね。併せて下記も学習しましょう。
ダブルナットとは?1分でわかる意味、絞め方の手順、スプリングワッシャーとの違い
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