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ワッシャーとは、ナットと締め付け部材との間に差し込む金具です。また、ワッシャーは座金ともいいます。今回はワッシャーの規格と寸法、向きと順番、役割、スプリングワッシャーについて説明します。なお、座金については下記の記事が参考になります。
ナットとは?1分でわかる寸法、絞め方、ボルトとの違い、ナットの向き、使い方
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ワッシャーの規格と寸法を下記に示しました。図の寸法記号と併せて確認して下さいね。一般的なワッシャーは「平座金」といいます。また、単に「座金」というと、「平座金」を意味します。
ワッシャーはナットで締め付ける力を分散させる役割があるため、ナットに比べて外径が大きいです。
ワッシャーはナット、ボルトと併せて使います。ワッシャー無しで締め付けると、ナットが締付部材を傷つけることや、めり込む恐れがあります。よって、ナットと締め付け部材の間にはワッシャーを挟みます。
ワッシャーはナットより外径が大きいので、ナットによる締付力を分散させる効果があります。下図にワッシャーとナット、ボルトの関係を示しました。
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ワッシャーには向きがあります。下図をみてください。ワッシャーの片面は、面取りされています。面取りした面が外側で、平部分が内側(締付け材と密着する面)です。
見分け方は、光沢です。面取りした面は少し光沢があります。もう片面は、光沢がなくマットな印象を受けるので慣れると判別できるでしょう。
私は学生の頃、実験で高力ボルトの締め付けを行っていました。ナットの向き、ワッシャーの向きを間違えると実験結果に影響するので注意しましたね。
さて、ボルト、ナット、ワッシャーは次の順番で取り付けます。
スプリングワッシャーとは、バネ形状になったワッシャーです。主にナットの緩み止めなどで使うワッシャーです。
今回はワッシャーについて説明しました。ワッシャーの意味が理解頂けたと思います。ワッシャーには裏表があります。高力ボルトを締めつけるとき注意してくださいね。ワッシャーと併せて、ナットや高力ボルトの特徴についても理解してください。下記の記事が参考になります。
ナットとは?1分でわかる寸法、絞め方、ボルトとの違い、ナットの向き、使い方
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