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アクティブ制震とは、地震で建物が揺れるとき、意図的に「地震の揺れを抑える」力を加え、建物の揺れを制御する方法です。
「能動的(積極的)な制震」なので、アクティブ制震といいます。逆に、受動的な制震をパッシブ制震といいます。
今回はアクティブ制震の意味、読み方、原理、パッシブ制震との違いについて説明します。
下記も併せて参考にしてください。
アクティブ制震とは、地震で建物が揺れる時、意図的に「地震の揺れを抑える力」を作用させ、建物の揺れを制御する方法です。
アクティブ制震では、地震による振動を「打ち消す力」を、意図的(能動的)に建物に加えます。
※能動的とは、「積極的に行うこと」です。逆に、受動的な制震をパッシブ制震といいます。
アクティブ制震には、重りをコンピューター制御で動かす機械などを使います。
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アクティブ制震は、「あくてぃぶせいしん」と読みます。
アクティブ制震の方法として、重りをコンピューター制御で動かす方法があります。簡単な原理を下記に整理しました。
1.地震動をセンサーで感知
2.コンピューター制御により、重りが自動で建物に振動を加える
3.地震による建物の揺れと、コンピューター制御で加えた揺れが打ち消しあう
4.建物の揺れがおさまる
一方で、アクティブ制震で制御可能な地震力には限界があります。大きな地震動を制御するには向きません(制御機構の規模に限界がある)。
よって、アクティブ制震は、地震動を制御するよりも、風荷重による振動制御を目的に使うことが多いです(風により室内が振動しないよう制御。居住性をよくするため)。
アクティブ制震とパッシブ制震の違いを下記に整理しました。
アクティブ制震 ⇒ 建物に、あえて揺れ(外力)を加えることで、地震力を打ち消し、建物の揺れを制御する方法
パッシブ制震 ⇒ 地震力を吸収する部分(ダンパー)が、建物の揺れに「応じて」、制御する方法。
今回はアクティブ制震について説明しました。アクティブ制震は、建物にあえて外力を加えることで、地震力を打ち消し、建物の揺れを制御する方法です。
能動的に制震を行うので、アクティブ制震といいます。簡単な原理、意味を理解しましょう。
また、パッシブ制震との違いも覚えてくださいね。下記の記事も併せて参考にしてください。
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