【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
振動の基礎では、まず一質点系の自由振動や減衰自由振動を勉強します。
今日はそんな振動用語のごく基礎的なお話をしておきます。皆さんの勉強で何か役に立てば。
・振動について
例えば地震動でなくても、ある周期をもった波を想像してください。
代表的な周期関数にはsin波やcos波がありますね。これを振動と呼びます。振動の種類は
様々なで、周期的なものとそうでないものに分けられますが、代表的な外力としては「地震動」
ですね。
これは不規則なデータの集まりで、けっして関数で表されるものではないので「デジタルデータ」
とも呼ばれます。
・一質点系
建築で良く用いられているモデルは串団子のようなものです。このモデルでは重量は質点に作用する
というものです。実際の建物は構造全体に重量をもっていますが、このようにモデル化して考えても
かなり良い精度をもち、かつ計算が簡便になるので好まれています。
・自由振動とは
また、さきほど説明したように振動には自由振動と呼ばれる揺れがあります。これは、減衰も無く
外力も発生しない状態で揺れている状態です。外力が無い状態というのはイメージがつきにくい
かもしれませんが、物理で習った振り子の問題で、自分では手を加えずにある位置から玉を押さえて
おいて離したときに発生する振動と同様のものです。
・減衰、減衰自由振動とは
減衰とは揺れを抑える働きをそう呼びます。つまり減衰自由振動は外力が作用していない状態で、減衰
の効果が働き少しずつ揺れがおさまります。では、具体的に減衰とはなにか?どうやって求めているのか
と聞かれると、これは曖昧なところがあります。実際に、この減衰は良くわかっていないもので、設計では
重量に比例させたり、剛性に比例させたり、レーリー減衰と呼ばれるもの等と様々な工夫で減衰の値を決め
ています。
・共振
ある振動を建物に作用させたとき、その建物の揺れの周期と外力として作用させた振動の周期が一致したとき
大きく揺れるような現象を引き起こします。これを共振と呼びます。耐震設計する際はこの共振に気をつけなけ
ればなりません。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート