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固有振動数・固有円振動数とは?公式・求め方・単位(Hz)

この記事の要点

固有振動数とは、物体が1秒間に振動する回数のことで、単位はHz(ヘルツ)です。

固有周期Tの逆数(f=1/T)で計算されます。

固有振動数は固有周期と表裏一体の関係にあり、固有周期が長い(ゆっくり揺れる)建物は固有振動数が小さくなります。

固有円振動数ωとの違いも合わせて整理しましょう。

この記事では、固有振動数・固有円振動数とは何か、固有振動数・固有円振動数はどう求めるのか、固有振動数・固有円振動数の単位は何かを整理します。

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固有振動数(こゆうしんどうすう)とは、物体が1秒間に振動する回数です。固有周期(こゆうしゅうき)の逆数で表します。


今回は固有振動数の意味、読み方、計算、公式と単位について説明します。似た用語に、固有円振動数があります。固有周期の意味は下記が参考になります。

固有周期とは|意味・計算方法・T=0.02H公式

固有振動数とは?

固有振動数(こゆうしんどうすう)とは、物体が1秒間に振動する回数です。固有周期の逆数です。


下図をみてください。この質点が左右に揺れる状態を考えます。

質点と固有振動数

まず固有周期とは、振り子が左右に揺れる時、左⇒原点(元の位置)⇒右⇒原点⇒左に戻るまでの時間です。


あるいは右からスタートして右に戻るまでの時間です。揺れの波形は、下図のように示します。これが固有周期です。

固有周期

固有周期と振り子

例えば、上図の振り子の固有周期が2秒だとします。1回の振動に2秒かかるといえます。「1秒当たり、何回振動するか?」というと、


1/2=0.5回


ですね。固有周期の意味は、下記が参考になります。

固有周期とは|意味・計算方法・T=0.02H公式


上記より、固有周期が長いほど、1秒当たりの振動数(固有振動数)は少ないですね。逆に固有周期が短いと、固有振動数は大きくなります。

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固有振動数の読み方

固有振動数は「こゆうしんどうすう」と読みます。関係用語の読み方は下記です。


固有円振動数 ⇒ こゆうえんしんどうすう

固有周期 ⇒ こゆうしゅうき

振幅 ⇒ しんぷく


固有周期の意味は、下記が参考になります。

固有周期とは|意味・計算方法・T=0.02H公式

固有振動数の公式と計算

固有振動数の公式は、下記です。


f=1/T


また、固有円振動数を用いて下式で計算します。


f=2π/ω


ω=√m/k

f=1/2π√m/k


です。

固有振動数の単位

固有振動数の単位は、


Hz(ヘルツ)

1/s


です。Hzは、1秒間に物体が振動する回数を意味します。

混同しやすい用語

固有振動数(f)

1秒間に振動する回数で、単位はHz(ヘルツ)または1/sです。

f=1/Tで固有周期Tの逆数として求められます。

固有円振動数(ω)との違いは「単位と定義」です。

固有振動数fはHz(1秒間の振動回数)、固有円振動数ωはrad/s(1秒間の角速度)で、ω=2πfの関係があります。

固有周期(T)

物体が1回振動するのにかかる時間(s)です。

T=1/fで固有振動数の逆数です。

建物の固有周期は「重いほど・柔らかいほど長くなる」特性があります。

固有振動数との違いは「時間か回数か」です。

固有周期は「1振動にかかる時間(s)」、固有振動数は「1秒間の振動回数(Hz)」を表します。

どちらも互いに逆数の関係です。

固有振動数を整理した表を示します。

項目内容備考
固有振動数(f)1秒間に振動する回数。f=1/T単位はHz(ヘルツ)または1/s
固有円振動数(ω)1秒間の角速度。ω=2πf=√(k/m)単位はrad/s。固有振動数とはω=2πfの関係
固有周期(T)1回振動にかかる時間。T=1/f単位は秒(s)。固有振動数の逆数

まとめ

今回は固有振動数について説明しました。固有振動数は、1秒当たりに振動する回数です。


固有周期の逆数で計算します。固有周期と固有振動数の関係、意味を理解しましょう。下記が参考になります。

固有周期とは|意味・計算方法・T=0.02H公式

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理解度チェック

Q.

固有振動数とは何ですか?

答えを見る

物体が1秒間に振動する回数です。固有周期Tの逆数(f=1/T)で、単位はHz(ヘルツ)です。

Q.

固有振動数と固有円振動数の関係は?

答えを見る

ω=2πfの関係があります。固有振動数fはHz(1秒間の振動回数)、固有円振動数ωはrad/s(1秒間の角速度)で、ω=√(k/m)です。

Q.

固有周期が長い建物の固有振動数はどうなりますか?

答えを見る

固有周期が長いほど1秒当たりの振動数(固有振動数)は少なくなります。逆に固有周期が短いと固有振動数は大きくなります。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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