この記事の要点
「配筋」は「はいきん」と読み、RCコンクリートの中に鉄筋を適切な位置・間隔・本数で配置する作業です。
梁の「主筋」「あばら筋」、柱の「主筋」「帯筋」など鉄筋には名称があり、配筋図を読むときの基本用語です。
このページでは配筋の意味・読み方・鉄筋の名称一覧と、配筋検査で確認するポイント(かぶり厚さ・ピッチ・定着長さ)を解説します。
柱・梁・スラブそれぞれで配筋方法が異なり、配筋検査によって設計通りの配置を確認します。
この記事では、配筋とは何か、主筋・帯筋・あばら筋などの種類はどう違うのか、配筋検査では何を確認するのかを整理します。
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配筋は、鉄筋を配置すること、鉄筋を組み立てることです。鉄筋コンクリートの各部材毎に、配筋の方法が違います。
今回は配筋の意味、読み方、種類、配筋検査の意味、鉄筋の名称について説明します。配筋と併せて下記も参考になります。
配筋図とは?記号の見方・描き方と梁・スラブ・基礎の配筋図の読み方
鉄筋のサイズ・呼び径・最外径とは?D10・D13の意味と一覧表
※鉄筋に関する記事は、当サイトで沢山書いています。下記も参考にしてくださいね。
ダブル配筋とは?1分でわかる意味、メリット、デメリット、壁厚、図面
千鳥配筋とは?1分でわかる千鳥配筋のメリット、ダブル配筋との違い
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配筋とは、鉄筋を配置すること、鉄筋を組み立てることです。「柱の配筋をする」という使い方をします。
配筋は、各部材ごとに配置する鉄筋の種類や、組み方が違います。例えば、柱の配筋をするとき、主に下記の鉄筋が必要です。
主筋とは、曲げモーメントを負担する鉄筋です。帯筋は、主筋を拘束し、せん断耐力を上げる目的で配筋されます。詳細は下記をご覧ください。
主筋とは?1分でわかる意味、読み方、役割、各部材の主筋、配力筋
帯筋とは?1分でわかる帯筋の意味、読み方、役割、間隔、帯筋比との関係
下図をみてください。柱の配筋は、柱の長さ方向に主筋が配置され、主筋に巻きつく形で、帯筋を組み立てます。
応力を負担できる位置に配筋するのが原則(目的)です。
配筋検査とは、設計図通りの配筋がされているか図面と施工現場を照らし合わせ、確認することです。
配筋検査では、鉄筋径、鉄筋本数、かぶり、あき、定着長さ、納まりなど、様々なことをチェックします。
色々なものが自動化された現代でも、鉄筋は人間が組み立てます。建物ができあがって、鉄筋が1本でも間違えると大変です。施工ミスを防ぐためにも、配筋検査は重要です。配筋検査が初めての方は下記のチェックポイントも確認したいですね。
配筋は、「はいきん」と読みます。
配筋は、各部材毎に違います。また、同じ目的の鉄筋でも、部材が違うと名称も変わります。下記に配筋の種類と、鉄筋の名称を整理しました。
柱は、主筋と帯筋を配筋します。下記が参考になります。
主筋とは?1分でわかる意味、読み方、役割、各部材の主筋、配力筋
帯筋とは?1分でわかる帯筋の意味、読み方、役割、間隔、帯筋比との関係
梁は、主筋、あばら筋、腹筋を配筋します。下記が参考になります。
主筋とは?1分でわかる意味、読み方、役割、各部材の主筋、配力筋
あばら筋とは?梁のせん断補強筋の役割・間隔・あばら筋比を解説
腹筋(はらきん)ってなに?1分で分かる腹筋の納まりと腹筋の役割
壁は、縦筋と横筋などを配筋します。下記が参考になります。
また、シングル、ダブル、千鳥といった配筋方法があります。
シングル配筋とは?1分でわかる意味、壁厚、メリットとデメリット、配筋図
ダブル配筋とは?1分でわかる意味、メリット、デメリット、壁厚、図面
千鳥配筋とは?1分でわかる千鳥配筋のメリット、ダブル配筋との違い
スラブは、主筋、配力筋を配筋します。下記が参考になります。
主筋とは?1分でわかる意味、読み方、役割、各部材の主筋、配力筋
配力筋とは?1分でわかる意味、役割、主筋との違い、スラブの配力筋
配筋の種類を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 柱の配筋 | 主筋+帯筋 | 主筋が曲げ、帯筋がせん断を負担 |
| 梁の配筋 | 主筋+あばら筋+腹筋 | あばら筋がせん断補強、腹筋は形状保持 |
| スラブの配筋 | 主筋+配力筋 | 短辺方向が主筋、長辺方向が配力筋 |
配筋の意味や種類がわかったら、実際の現場で何がチェックされるのかも知っておくと理解が深まります。
今回は配筋について説明しました。意味が理解頂けたと思います。配筋の種類を覚えてください。
鉄筋の名称を覚えるのは時間がかかります。これから実務に携わる人は、下記の本を読むと、イメージが湧きやすいですよ。
また、下記も併せて学習しましょう。
配筋図とは?記号の見方・描き方と梁・スラブ・基礎の配筋図の読み方
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配筋とは何ですか?
鉄筋を配置すること・組み立てることです(読み:はいきん)。各部材ごとに配置する鉄筋の種類や組み方が違います。
柱・梁・スラブの配筋の種類は?
柱は主筋+帯筋、梁は主筋+あばら筋+腹筋、スラブは主筋+配力筋で構成されます。
配筋検査とは何ですか?
設計図通りの配筋がされているか、図面と施工現場を照らし合わせて確認することです。鉄筋径・本数・かぶり・あき・定着長さ・納まりなどをチェックします。
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