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梁の配筋は、主に3つで構成されます。主筋、あばら筋(せん断補強筋)、腹筋(はらきん)です。
今回は、梁の配筋と意味、名称、各鉄筋との関係について説明します。主筋、あばら筋、腹筋の意味は、下記が参考になります。
主筋とは?1分でわかる意味、読み方、役割、各部材の主筋、配力筋
あばら筋とは?1分でわかる役割、間隔、表記方法、あばら筋比の計算
腹筋(はらきん)ってなに?1分で分かる腹筋の納まりと腹筋の役割
また、柱の配筋も、梁の配筋と似たつくりです。ただし、あばら筋ではなく「帯筋」といいます。帯筋の意味は、下記が参考になります。
帯筋とは?1分でわかる帯筋の意味、読み方、役割、間隔、帯筋比との関係
梁の配筋とは、主に、下記の3つで構成されます。
主筋
あばら筋
腹筋
です。
主筋は、下図に示すように鉄筋コンクリート部材の、長さ方向に配置される鉄筋です。梁の上端、下端に配置されます。
主に、曲げモーメントによる引張力を負担します(圧縮力も負担します)。よって、引張鉄筋ともいいます。
圧縮鉄筋とは?1分でわかる計算と役割、引張鉄筋、クリープとの関係
鉄筋コンクリート部材で、最も重要な鉄筋といえます。主筋が無ければ、鉄筋コンクリート部材は、外力を一切負担できません。主筋の意味は、下記が参考になります。
主筋とは?1分でわかる意味、読み方、役割、各部材の主筋、配力筋
あばら筋を下図に示します。あばら筋は、上下端の主筋を囲むような鉄筋です。あばら筋は、梁のせん断耐力を高める働きをします。
よって、あばら筋を増やすほど(ある時点で耐力は増えない)、せん断耐力は大きくなります。あばら筋、せん断耐力の意味は、下記が参考になります。
あばら筋とは?1分でわかる役割、間隔、表記方法、あばら筋比の計算
せん断耐力とは?1分でわかる意味、求め方、コンクリートの式、単位
腹筋は、あばら筋の形状を保つために必要な鉄筋です。梁の耐力に、直接影響しませんが、配筋の精度を保つために必要です。腹筋の意味は、下記が参考になります。
腹筋(はらきん)ってなに?1分で分かる腹筋の納まりと腹筋の役割
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梁の配筋と名称を下図に示しました。
全て重要な鉄筋です。下記の記事から、それぞれの特徴を勉強しましょう。
主筋とは?1分でわかる意味、読み方、役割、各部材の主筋、配力筋
あばら筋とは?1分でわかる役割、間隔、表記方法、あばら筋比の計算
腹筋(はらきん)ってなに?1分で分かる腹筋の納まりと腹筋の役割
なお、読み方を下記に示します。
主筋 ⇒ しゅきん
あばら筋 ⇒ あばらきん
腹筋 ⇒ はらきん
今回は梁の配筋について説明しました。梁に使う鉄筋の名称、意味が理解頂けたと思います。
特に、主筋とあばら筋の目的、耐力に影響する理由を理解しましょう。また、配筋の納まりも大切です。
下記も勉強しましょうね。
主筋とは?1分でわかる意味、読み方、役割、各部材の主筋、配力筋
あばら筋とは?1分でわかる役割、間隔、表記方法、あばら筋比の計算
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