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弾性変形(だんせいへんけい)とは、弾性領域内で生じる変形です。降伏点を超える変形を、塑性変形といいます。
今回は弾性変形の意味、読み方、降伏点、塑性変形、境界点について説明します。関係用語として、弾性、降伏点、残留変形を勉強すると良いでしょう。下記が参考になります。
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弾性変形(だんせいへんけい)とは、弾性領域内で生じる変形です。一方、塑性領域内で生じる変形を塑性変形といいます。弾性、塑性の意味は下記が参考になります。
下図をみてください。これが弾性変形と塑性変形です。
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弾性変形は「だんせいへんけい」と読みます。関係用語の読み方は下記です。
弾性 ⇒ だんせい
塑性 ⇒ そせい
塑性変形 ⇒ そせいへんけい
降伏点 ⇒ こうふくてん
弾性変形から塑性変形に切り替わる境界点が、降伏点です。物体に力を加えると変形します。
降伏点までは、力を取り除けば変形も無くなります。降伏点を超える力が作用すると変形も大きくなり、力を除いても変形は残ったままです。
塑性後、残った変形を「残留変形」ともいいます。残留変形の意味は、下記が参考になります。
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構造部材の変形を、弾性変形に留める設計手法を「許容応力度計算(1次設計)」といいます。
許容応力度計算は全ての建物(構造設計が必要なもの)で行います。また、構造部材の塑性変形を考慮した設計法を、保有水平耐力計算といいます。
規模の大きな建築物で採用されます。これは構造計算ルートが関係しています。
許容応力度計算、保有水平耐力計算の意味は、下記が参考になります。
全ての建物で、弾性変形に留める設計ができれば最も安全です。しかし、部材(柱や梁など)が極端に大きくなり、経済性や意匠計画への影響が大きすぎます。そこで、部材の塑性変形を考慮した設計法が開発されました。
今回は弾性変形について説明しました。意味が理解頂けたと思います。弾性変形は、弾性領域で生じる変形です。
この領域内では、力を取り除けば変形も無くなります。降伏点を超えると塑性変形が生じます。
弾性、塑性の意味、塑性変形の意味も併せて勉強しましょう。下記が参考になります。
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