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防火性能とは、建築物の周囲で発生する通常の火災による、延焼を抑制する性能のことです。外壁または軒裏に必要とする性能です。似た用語に、準防火性能があります。今回は防火性能の意味、耐火性能、準防火性能との違い、建築基準法との関係について説明します。
耐火性能、準防火性能、延焼の意味は、下記が参考になります。
延焼のおそれのある部分とは?1分でわかる意味、隣棟間、緩和、外壁
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防火性能とは、建築物の周囲で発生する通常の火災による、延焼を抑制する性能です。※延焼の意味は、下記が参考になります。
延焼のおそれのある部分とは?1分でわかる意味、隣棟間、緩和、外壁
防火性能は、「建築物の周囲で発生する火災」に対して、延焼を抑制する性能です。よって、外壁や軒裏に必要とする性能です。下図に示しました。
防火性能と耐火性能、準防火性能の違いを下記に示します。
・防火性能 ⇒ 建築物の周囲で発生する火災による、延焼を抑制する性能。外壁または軒裏に必要とする性能。
・耐火性能 ⇒ 通常の火災が終了するまでの間、火災による建築物の倒壊および延焼を防止する性能。
・準防火性能 ⇒ 建築物の周囲で発生する火災による、延焼の抑制に、一定の効果を発揮する性能。外壁に必要とする性能
準防火性能は、延焼の抑制に「一定の効果を発揮」する性能です。防火性能との違いを理解しましょうね。※準防火性能は、下記が参考になります。
防火性能は、建築基準法2条1項八号に規定されます。また、技術的な基準は、建築基準法施行令108条に規定されます。
防火性能の技術的基準を、下記に示します。
・耐力壁である外壁は、周囲で発生する火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後30分間構造耐力上、支障のある変形、溶融、破壊、その他の損傷を生じないもの
・外壁および軒裏は、周囲で発生する火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後30分間、当該加熱面以外の面の温度が可燃物燃焼温度以上に、上昇しないこと
下図をみてください。当該加熱面以外の面は、燃えない材料とします。
今回は防火性能について説明しました。意味が理解頂けたと思います。防火性能は、建築物の周囲で発生する火災による、延焼を抑制する性能です。準防火性能、耐火性能との違いも覚えてくださいね。用語は難しそうですが、意味は簡単です。建築基準法でも頻出するので、是非理解してください。下記も参考になります。
防火構造とは?1分でわかる意味、外壁、軒裏との関係、耐火構造との違い
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