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杭は、「くい」と読みます。建築業界では、ごく当たり前に使う用語です。
とくに構造設計では、毎日のように杭(くい)という用語を耳にします。今回は、改めて杭の読み方、意味、種類について説明します。
杭の種類、杭基礎の意味は下記が参考になります。
杭の種類はどのくらい?設計者が教える杭の種類と各杭の特徴、施工方法
杭は「くい」と読みます。又は既製杭(きせいぐい)のように、「ぐい」と読むこともあります。杭は、建築業界では音読みが普通です。杭を訓読みすると「わたる」です。下記に、音読みと訓読みを整理しました。
音読み ⇒ 杭(くい)又は(ぐい)
訓読み ⇒ 杭る(わたる)
下記に、建築業界で使う杭用語を書きました。
・杭(くい)
・既製杭(きせいぐい)
・場所打ち杭(ばしょうちくい)
・打ち込み杭(うちこみぐい)
・特殊杭(とくしゅぐい)
・鋼管杭(こうかんぐい)
・コンクリート杭(こんくりーとぐい)
・単杭(たんぐい)
・群杭(ぐんくい)
などです。
※既製杭、場所打ち杭については下記が参考になります。
場所打ち杭とは?1分でわかる意味、コンクリート強度、鉄筋かご、杭径
一見難しい漢字ですが、簡単な読み方ですね。また日常生活でも
「でる杭(くい)は打たれる」
のような使い方をします。
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杭は、建物の重さを支える基礎の1つです。詳細は記事が参考になります。
杭の種類はどのくらい?設計者が教える杭の種類と各杭の特徴、施工方法
杭は、細長い円形の柱で支持層まで到達させ建物を支持します。
日本は沖積層(軟弱な地盤)がほとんどです。沖積層とは、十数メートル、数十メートル下に固い支持層が出現する地盤です。
表層地盤は柔らかいので、建物を設置すると沈下します。
そこで、杭を使い建物の重量を固い地盤まで伝えます。※沖積層の意味は下記をご覧ください。
沖積層とは?1分でわかる意味、読み方、問題点、洪積層との違い、液状化との関係
杭には沢山の種類があります。杭の種類については、下記の記事で詳細にまとめています。参考にしてください。
杭の種類はどのくらい?設計者が教える杭の種類と各杭の特徴、施工方法
今回は、杭の読み方について説明しました。杭は、一見難しい漢字ですが読み方は簡単です。
「くい」「ぐい」と読み方が変わる点に注意してください。下記も併せて学習しましょう。
摩擦杭ってなに?現役設計者が教える摩擦杭の特徴と、メリット・デメリット
鋼管杭とは?1分でわかる意味、特徴、施工方法、メーカーの種類
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