この記事の要点
ベースモルタルとは、基礎コンクリート上にベースプレート下敷きとして敷くモルタルで、鉄骨建て方の精度を高めるために必要です。
業界用語で「まんじゅう」とも呼ばれます。
厚さは30mmまたは50mmが一般的で、養生期間は鉄骨建て方までに3日以上。
仕上げ面の精度は管理許容差±3mm・限界許容差±5mmです。
この記事では、ベースモルタルとは何か、まんじゅうとは何かを整理します。
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ベースモルタルとは、ベースプレート下に敷くモルタルのことです。
ベースプレートを直接基礎コンクリート上に設置すると精度が悪いので、ベースモルタルが必要です。
ベースモルタルは、専門用語で「まんじゅう」ともいいます。
今回は、ベースモルタルの意味、まんじゅう、厚さ、養生期間について説明します。
なお、ベースモルタルは鉄骨柱の柱脚に必要です。柱脚の意味、モルタルの詳細は下記が参考になります。
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ベースモルタルとは、基礎コンクリート上に敷くモルタルです。コンクリート面に、直接鉄骨部材を留めようとしても、ベースプレートの位置などの精度がよくありません(鉄骨建て方の精度が悪い)。そこで、ベースモルタルを敷き、鉄骨建て方の精度を高めます。
ベースモルタルは、柱脚だけでなく「鉄骨部材とコンクリートを接合する際」必要です。柱脚の詳細は下記が参考になります。
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なお、ベースモルタルの仕上げ面の精度は下記とします。
限界許容差 ±5mm
管理許容差 ±3mm
ベースモルタルの仕上げ面は、建て方の精度に影響します。ベースモルタルを仕上げた後は、柱の建て方前にレベル検査を行います。
使用するモルタルは、無収縮モルタルが一般的です。詳細は下記が参考になります。
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「まんじゅう」とは、ベースモルタルのことです。
所定の厚み分、基礎コンクリート上にベースモルタルを敷きます。形状が「まんじゅう」に似ているので、業界用語で「まんじゅう」といいます。
なお、ベースモルタルの大きさは200角またはφ200程度とします。
ベースモルタルの厚さは下記が一般的です。
30mm
50mm
既製柱脚のベースモルタル厚さは、各メーカーの規定によります。
ベースモルタルの養生期間は、鉄骨建て方までに3日以上とります。なお、既製柱脚などは各メーカーの規定によります。
混同しやすい用語
管理許容差
ベースモルタルの仕上げ面の精度目標値で、±3mmとされています。
施工時に目指すべき基準値です。
限界許容差とは異なり、管理許容差はより厳しい目標値であり、施工品質の管理指標として用います。
限界許容差
ベースモルタルの仕上げ面の精度の上限値で、±5mmとされています。
これを超えると許容できないとみなされます。
管理許容差に対して、限界許容差はゆるい方の基準であり、施工上の誤差が許容できる限界を示します。
ベースモルタルを整理した表を示します。
| 項目 | 規定値 | 備考 |
|---|---|---|
| 管理許容差 | ±3mm | 施工品質の目標値 |
| 限界許容差 | ±5mm | 許容できる上限 |
| 養生期間 | 3日以上 | 建て方前に確保 |
今回はベースモルタルについて説明しました。
意味が理解頂けたと思います。
ベースモルタルは、基礎コンクリート上に敷くモルタルです。
鉄骨部材をコンクリートに接合する際の、精度をよくするため必要ですね。
ベースモルタルは、専門用語で「まんじゅう」ともいいます。
柱脚の意味、モルタルの特徴も併せて勉強しましょう。
下記の記事が参考になります。
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
ベースモルタルの仕上げ精度は管理許容差±3mmが目標値で、限界許容差±5mmが上限です。
養生期間の3日以上は最低限であり、既製柱脚の場合は各メーカーの規定が優先されます。
レベル検査は建て方前に必ず実施しましょう。