この記事の要点
鉄骨工事で鋼板の積算をするとき、毎回計算するより重量表を持っておくと作業が速くなります。
縞鋼板は重量が平鋼板と異なるため、混同しないよう注意が必要です。
この記事では、鋼板の重量計算式とよく使うサイズの重量表、縞鋼板との違いを解説します。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
鋼板の重量表は鋼板の重量を「7.85g/cm3×板厚(cm)×面積(cm2)」で計算した質量に重力加速度を考慮した値です。
鋼は密度が7.85です。
質量=密度×体積なので、鋼板の板厚と面積を掛ければ、鋼板の質量が算定できます。
また、鋼板の重量を逐一計算するのは面倒です。
重量表を作成するか、鋼材メーカーによる鋼材表を読むと良いでしょう。
今回は鋼板の重量表、値と計算、縞鋼板の重量との違いについて説明します。鋼板には厚鋼板と薄鋼板があります。下記も参考になります。
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
鋼板の重量は「7.85g/cm3×板厚(cm)×面積(cm2)」で計算した質量に重力加速度を考慮して求めます。
7.85は鋼の密度です。
質量=密度×体積です。
「板厚×板の面積」を計算すれば、板の体積が算定できます。
あとは板の体積に密度を掛ければ鋼板の質量が分かりますね。
ただし鋼板の重量を逐一計算するのは面倒です。あらかじめ鋼板の板厚と重量を表にすると便利です。下表に鋼板の重量表を示します。
【鋼板の重量表】
| 厚さ(mm) | 1㎡あたりの重量(kg/㎡) |
| 3.2 | 25.12 |
| 4.5 | 35.32 |
| 6 | 47.1 |
| 9 | 70.65 |
| 12 | 94.2 |
| 16 | 125.6 |
| 19 | 149.2 |
| 22 | 172.7 |
| 25 | 196.2 |
| 28 | 219.8 |
| 32 | 251.2 |
| 36 | 282.6 |
鋼の重量計算、鋼板の種類など下記も勉強しましょう。
鋼板と縞鋼板の重量の違いを下記に示します。
・鋼板の重量計算=7850(kg/m3)×板厚(m)
・縞鋼板の重量計算=7850(kg/m3)×板厚(m)+1.71kg/㎡
縞鋼板は表面に滑り止めの突起が付いています。よって普通の鋼板と縞鋼板を比較すると、突起の分だけ重量は重くなります。縞鋼板の重量計算は下記が参考になります。
縞鋼板の重量計算|計算式・規格一覧・チェッカープレートの質量
混同しやすい用語
縞鋼板
縞鋼板とは表面に滑り止めの突起(縞模様)が付いた鋼板で、階段や床板などに使われます。
縞鋼板は突起の分だけ重量が増えるのに対して、平板の鋼板は「7.85×板厚×面積」のみで計算でき、計算式が異なります。
今回は鋼板の重量表について説明しました。
鋼板の重量は「7.85g/cm3×板厚(cm)×面積(cm2)」で算定した値(鋼板の質量)に重力加速度を考慮した値です。
鋼板の重量は、重量表をつくると便利です。
鋼板の重量計算の方法、縞鋼板の重量など下記も勉強しましょう。
縞鋼板の重量計算|計算式・規格一覧・チェッカープレートの質量
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
鋼板の重量の求め方は?
7.85g/cm3×板厚(cm)×面積(cm2)で質量を算定します。
縞鋼板の重量の注意点は?
平鋼板と重量が異なるため、混同しないよう注意が必要です。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では鋼板の重量計算よりも密度の値(7.85 g/cm3)を覚えておくことが重要です。
重量表を活用すると実務でも試験でも素早く確認できます。(一級建築士 頻出:鋼の密度7.85g/cm³を覚えることと鋼板重量計算が繰り返し出題)