【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
高力ボルトと普通ボルトの違いは「引張強度」です。高力ボルトは大きな引張強度(1000N/mm2)で、普通ボルトの引張強度は普通程度(240~620N/mm2)です。今回は、高力ボルトと普通ボルトの違い、見分け方、高力ボルト接合と普通ボルト接合の違いについて説明します。高力ボルト、中ボルトの詳細は下記が参考になります。
中ボルトとは?1分でわかる意味、規格、強度区分、戻り止め、高力ボルトとの違い
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
高力ボルトと普通ボルトの違いを下記に示します。
・高力ボルト ⇒ 引張強度の大きな(1000N/mm2)ボルト
・普通ボルト ⇒ 引張強度が普通程度(240~620N/mm2)のボルト
上記の通り、高力ボルトと普通ボルトの大きな違いは引張強度の違いです。高力ボルトの方が普通ボルトと比べて大きな引張強度を有しており、高力ボルトに大きな軸力を導入して締め付けても問題ありません。締め付ける力が大きいと、接合部はよりかたく、強くなるため、より大きな荷重や応力に対応できるため、建築物の構造部材の接合部には通常、高力ボルトを用います。
高力ボルトと普通ボルトの見分け方ですが、高力ボルトであるF10TやS10Tにはボルトの頭に「F10T、S10T」と印字があるのですぐにわかります。高力ボルト、中ボルトの詳細は下記が参考になります。
中ボルトとは?1分でわかる意味、規格、強度区分、戻り止め、高力ボルトとの違い
高力ボルト接合と普通ボルト接合の違いを下記に示します。
・高力ボルト接合 ⇒ 高力ボルトによる接合は、摩擦接合です。高力ボルトに大きな軸力を導入し(締め付け)て、接合材の接触面に強力な摩擦力を発生させます。この摩擦力が応力に抵抗します。
・普通ボルト接合 ⇒ 中ボルトによる接合は、支圧接合を想定します。中ボルトは引張強度が小さく大きな力でボルトの締め付けができません。そのため、接合材の接触面に生じる摩擦力は比較的小さいため、接合部がすべり、中ボルトとボルト孔が接触することで、接合部孔の支圧力により応力に抵抗します。摩擦接合、支圧接合の詳細は下記が参考になります。
今回は、高力ボルトと普通ボルトの違いは「引張強度」です。高力ボルトは大きな引張強度(1000N/mm2)で、普通ボルトの引張強度は普通程度(240~620N/mm2)です。高力ボルト、中ボルトの詳細など下記も勉強しましょう。
中ボルトとは?1分でわかる意味、規格、強度区分、戻り止め、高力ボルトとの違い
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート