建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME > 鋼構造の基礎 > 建築のファスナーとは?1分でわかる意味、鉄骨との関係、種類

建築のファスナーとは?1分でわかる意味、鉄骨との関係、種類

この記事の要点

ファスナー=接合部に用いる金具の総称(ボルト・リベット・アンカーボルト等)

鉄骨造のファスナー4種類:高力ボルト・普通ボルト(中ボルト)・アンカーボルト・リベット

保有耐力接合:母材より接合部の耐力が大きくなる設計が基本

リベットは高力ボルトが普及する前に一般的に使われていたファスナー

この記事では、ファスナーとは何か、鉄骨とどう関係するのか、どのようなファスナーがあるのかを整理します。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット


ファスナーとは、接合部に用いる金具です。

ファスナーの種類として、ボルトやアンカーボルトがあります。

今回はファスナーの意味、鉄骨との関係、ファスナーの種類について説明します。

高力ボルト、アンカーボルト、普通ボルト、リベットの意味など、下記が参考になります。

高力ボルトとは?読み方・種類(F10T・S10T)・規格・摩擦接合の特徴

アンカーボルトとは?規格(SS400等)・サイズ・種類・埋め込み深さの計算

中ボルトとは?1分でわかる意味、規格、強度区分、戻り止め、高力ボルト

リベットとは?建築での仕組み・強度と高力ボルトへ切り替わった理由

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

建築のファスナーとは?

建築のファスナーは、接合部に用いる金具です。ボルトやリベット、アンカーボルトなどがあります。ファスナーの種類は、後述しました。

ファスナーと鉄骨の関係

鉄骨部材に用いるファスナーには、高力ボルトやアンカーボルトなどがあります。

鉄骨造は、鉄筋コンクリートに比べて接合部の設計に注意します。

母材より接合部の耐力が大きくなるような設計が基本です。

これを保有耐力接合といいます。

詳細は、下記が参考になります。

接合部の保有耐力接合と計算方法


保有耐力接合を満足するには、ファスナーのせん断破壊が起きないよう注意します。保有耐力接合では、母材より接合部の耐力を高くするので、母材の断面が大きいほど、ファスナーの本数や断面が大きくなります。

ファスナーの種類

鉄骨部材に使うファスナー種類には、下記があります。


高力ボルト

普通ボルト

アンカーボルト

リベット


高力ボルト、鉄骨造に多く用いられるファスナーです。耐力が大きく、高力ボルトを用いた接合部は安定しています。高力ボルトの詳細は、下記が参考になります。

高力ボルトとは?読み方・種類(F10T・S10T)・規格・摩擦接合の特徴


普通ボルトは、化粧材を留める時、軽量形鋼を留める場合に使います。中ボルトともいいます。普通ボルトの詳細は、下記が参考になります。

中ボルトとは?1分でわかる意味、規格、強度区分、戻り止め、高力ボルト


リベットは、高力ボルトが普及する前、一般的に使われていたファスナーです。リベットの詳細は、下記が参考になります。

リベットとは?建築での仕組み・強度と高力ボルトへ切り替わった理由


アンカーボルトは、柱脚または基礎、鉄筋コンクリートと鉄骨部材を接合するとき用います。アンカーボルトの詳細は、下記が参考になります。

アンカーボルトとは?規格(SS400等)・サイズ・種類・埋め込み深さの計算

混同しやすい用語

【高力ボルト】と【普通ボルト(中ボルト)】の違い:高力ボルトは鉄骨造の主要接合部に使う耐力の大きいボルトです。

普通ボルト(中ボルト)は化粧材の固定や軽量形鋼を留める場合に使い、主要構造部の接合には通常使いません。

試験での問われ方|管理人の一言

ファスナーの設計で重要なのは「保有耐力接合」の考え方です。

母材より接合部の耐力が大きくなるよう設計することで、接合部でのせん断破壊を防ぎます。

母材断面が大きくなるほどファスナーの本数や断面も大きくなることを覚えておきましょう。(一級建築士 頻出:保有耐力接合の考え方(接合部耐力≥母材耐力)とファスナー設計が繰り返し出題)

ファスナーの種類を整理した表を示します。

種類主な用途特徴
高力ボルト鉄骨造の主要接合部耐力が大きく安定した接合が可能
普通ボルト(中ボルト)化粧材・軽量形鋼の固定主要構造部には通常使わない
アンカーボルト柱脚・基礎と鉄骨の接合RC部材と鉄骨部材を緊結する

まとめ

今回はファスナーについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。ファスナーは、接合部に用いる金具です。ボルトやアンカーボルトをいいます。ファスナーの種類、高力ボルト、アンカーボルトの詳細も勉強しましょうね。下記が参考になります。

高力ボルトとは?読み方・種類(F10T・S10T)・規格・摩擦接合の特徴

アンカーボルトとは?規格(SS400等)・サイズ・種類・埋め込み深さの計算

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

この記事の内容を○×クイズで確認する

この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。

意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

ゼロ所長の構造力学問題集で確認する

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

【無料】ゼロ所長が解説!建築士試験の構造を効率よく学ぶ

・試験に出るポイントをわかりやすく解説

・今すぐnoteで学ぶ ⇒  ゼロから学ぶ建築士試験の構造

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 鋼構造の基礎 > 建築のファスナーとは?1分でわかる意味、鉄骨との関係、種類
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. わかる建築構造の用語集・図解集
  4. 1頁10円!PDF版の学習記事