この記事の要点
ファスナー=接合部に用いる金具の総称(ボルト・リベット・アンカーボルト等)
鉄骨造のファスナー4種類:高力ボルト・普通ボルト(中ボルト)・アンカーボルト・リベット
保有耐力接合:母材より接合部の耐力が大きくなる設計が基本
リベットは高力ボルトが普及する前に一般的に使われていたファスナー
この記事では、ファスナーとは何か、鉄骨とどう関係するのか、どのようなファスナーがあるのかを整理します。
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ファスナーとは、接合部に用いる金具です。
ファスナーの種類として、ボルトやアンカーボルトがあります。
今回はファスナーの意味、鉄骨との関係、ファスナーの種類について説明します。
高力ボルト、アンカーボルト、普通ボルト、リベットの意味など、下記が参考になります。
高力ボルトとは?読み方・種類(F10T・S10T)・規格・摩擦接合の特徴
アンカーボルトとは?規格(SS400等)・サイズ・種類・埋め込み深さの計算
中ボルトとは?1分でわかる意味、規格、強度区分、戻り止め、高力ボルト
リベットとは?建築での仕組み・強度と高力ボルトへ切り替わった理由
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建築のファスナーは、接合部に用いる金具です。ボルトやリベット、アンカーボルトなどがあります。ファスナーの種類は、後述しました。
鉄骨部材に用いるファスナーには、高力ボルトやアンカーボルトなどがあります。
鉄骨造は、鉄筋コンクリートに比べて接合部の設計に注意します。
母材より接合部の耐力が大きくなるような設計が基本です。
これを保有耐力接合といいます。
詳細は、下記が参考になります。
保有耐力接合を満足するには、ファスナーのせん断破壊が起きないよう注意します。保有耐力接合では、母材より接合部の耐力を高くするので、母材の断面が大きいほど、ファスナーの本数や断面が大きくなります。
鉄骨部材に使うファスナー種類には、下記があります。
高力ボルト
普通ボルト
アンカーボルト
リベット
高力ボルト、鉄骨造に多く用いられるファスナーです。耐力が大きく、高力ボルトを用いた接合部は安定しています。高力ボルトの詳細は、下記が参考になります。
高力ボルトとは?読み方・種類(F10T・S10T)・規格・摩擦接合の特徴
普通ボルトは、化粧材を留める時、軽量形鋼を留める場合に使います。中ボルトともいいます。普通ボルトの詳細は、下記が参考になります。
中ボルトとは?1分でわかる意味、規格、強度区分、戻り止め、高力ボルト
リベットは、高力ボルトが普及する前、一般的に使われていたファスナーです。リベットの詳細は、下記が参考になります。
リベットとは?建築での仕組み・強度と高力ボルトへ切り替わった理由
アンカーボルトは、柱脚または基礎、鉄筋コンクリートと鉄骨部材を接合するとき用います。アンカーボルトの詳細は、下記が参考になります。
アンカーボルトとは?規格(SS400等)・サイズ・種類・埋め込み深さの計算
混同しやすい用語
【高力ボルト】と【普通ボルト(中ボルト)】の違い:高力ボルトは鉄骨造の主要接合部に使う耐力の大きいボルトです。
普通ボルト(中ボルト)は化粧材の固定や軽量形鋼を留める場合に使い、主要構造部の接合には通常使いません。
ファスナーの種類を整理した表を示します。
| 種類 | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| 高力ボルト | 鉄骨造の主要接合部 | 耐力が大きく安定した接合が可能 |
| 普通ボルト(中ボルト) | 化粧材・軽量形鋼の固定 | 主要構造部には通常使わない |
| アンカーボルト | 柱脚・基礎と鉄骨の接合 | RC部材と鉄骨部材を緊結する |
今回はファスナーについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。ファスナーは、接合部に用いる金具です。ボルトやアンカーボルトをいいます。ファスナーの種類、高力ボルト、アンカーボルトの詳細も勉強しましょうね。下記が参考になります。
高力ボルトとは?読み方・種類(F10T・S10T)・規格・摩擦接合の特徴
アンカーボルトとは?規格(SS400等)・サイズ・種類・埋め込み深さの計算
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
ファスナーの設計で重要なのは「保有耐力接合」の考え方です。
母材より接合部の耐力が大きくなるよう設計することで、接合部でのせん断破壊を防ぎます。
母材断面が大きくなるほどファスナーの本数や断面も大きくなることを覚えておきましょう。(一級建築士 頻出:保有耐力接合の考え方(接合部耐力≥母材耐力)とファスナー設計が繰り返し出題)