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s10tは、トルシア型高力ボルトを表す記号です。高力ボルトには、色々な種類がありますが、最も一般的に使う高力ボルトです。今回はs10tの意味、規格、重量、ピンテール、jisとの関係について説明します。
高力ボルトの意味、トルシア型高力ボルトの特徴は、下記も参考になります。
トルシア形高力ボルトとは?1分でわかる意味、特徴、重量、長さ、メーカー
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s10tは、トルシア型高力ボルトを表す記号です。下図をみてください。これがs10tです。
s10tは、頭付きナットの部分が、「丸み」をおびています。一方、f10tという高力六角ボルトは、名前の通り、ナットが六角形です。
トルシア型高力ボルトの特徴は、下記も参考になります。
トルシア形高力ボルトとは?1分でわかる意味、特徴、重量、長さ、メーカー
また、s10tとf10tではボルトの締め付け方法が違います。下記に示します。
s10t ⇒ トルクコントロール法
f10t ⇒ ナット回転法
トルクコントロール法は、ボルトの締め付けに必要な「トルク」を管理します。ナット回転法に比べて、精度よく引張力を導入できます。トルクコントロール法、ナット回転法の意味は、下記が参考になります。
トルクコントロール法とは?1分でわかる意味、手順、トルク値、本締め
s10tの規格を下記に示します。
一部、f10tと書いてありますが、値はs10tと同じです。
s10tの重量を下記に示します。
s10tをみてください。ナットの下側にピンテールが付いています。
s10tを締め付ける方法はトルクコントロール法です。これは、ピンテールがねじ切れるまでトルクを導入する方法です。
ナット回転法のように、締め付け角度を意識する必要が無いので簡単です。トルクコントロール法の詳細は、下記が参考になります。
トルクコントロール法とは?1分でわかる意味、手順、トルク値、本締め
s10tは、jisに規定されない材料です。その代わり、各ボルトメーカーが大臣認定品を取得しています。なお、f10tはjis規格を取得しています。f8tは大臣認定品です。
F10t、f8t(溶融亜鉛メッキ高力ボルト)の特徴は下記が参考になります。
溶融亜鉛メッキ高力ボルトとは?1分でわかる意味、規格、f10tとの違い
今回はs10tについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。s10tは、トルシア型高力ボルトの記号です。高力六角ボルトの記号をf10t、溶融亜鉛めっき高力ボルトの記号をf8tといいます。s10tの意味、特徴、f10tとの違いを理解しましょうね。下記も併せて勉強しましょう。
トルシア形高力ボルトとは?1分でわかる意味、特徴、重量、長さ、メーカー
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