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下降伏点とは、応力ひずみ曲線での降伏棚における最小応力度です。下降伏点を材料の降伏強さと定義することもあります。なお、降伏する前の弾性域と降伏した後の塑性域との境界の点を上降伏点といいます。鋼の応力ひずみ曲線を描くと、上降伏点があらわれた後、応力はほぼ一定のままひずみが進行する降伏棚が生じます。今回は、下降伏点の意味と求め方、読み方、上降伏点との違い、鋼材の降伏点の一覧について説明します。降伏点の詳細は下記が参考になります。
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下降伏点とは、応力ひずみ曲線での降伏棚における最小応力度です。また、下降伏点を材料の降伏強さと定義することもあります。下図に鋼の応力ひずみ曲線、下降伏点と上降伏点を示します。
下図のように、材料が降伏するまでの弾性域と降伏した後の塑性域との境界の点が上降伏点です。上降伏点があらわれた後、応力は低下し、その後、応力はほぼ一定のままひずみが進行する降伏棚が生じます。この降伏棚で下降伏点が生じます。
降伏点の詳細は下記が参考になります。
下降伏点の読み方は「したこうふくてん」です。関係用語の読み方を下記に示します。
・上降伏点 ⇒ うえこうふくてん
・降伏点 ⇒ こうふくてん
・降伏応力 ⇒ こうふくおうりょく
・弾性 ⇒ だんせい
・塑性 ⇒ そせい
下降伏点と上降伏点の違いは下記の通りです。
・下降伏点 ⇒ 降伏棚における最小応力度。
・上降伏点 ⇒ 単に降伏点ともいう。降伏する前の弾性域と降伏後の塑性域との境界を表す点
また、下図をみれば下降伏点と上降伏点の違いは明らかですね。
上降伏点の詳細は下記をご覧ください。
上降伏点とは?1分でわかる意味、読み方、下降伏点の読み方、違い、単位
鋼材の降伏点一覧を下記に示します。
・SN400、SS400、SSC400 ⇒ 245N/mm2以上
・SS490、SN490 ⇒ 325~445 N/mm2以下
・SR235 ⇒ 235 N/mm2以上
・SD295A ⇒ 295 N/mm2以上
・SD345 ⇒ 345以上~440 N/mm2
・SD390 ⇒ 390~510 N/mm2
・SD490 ⇒ 490~625 N/mm2
今回は、下降伏点について説明しました。下降伏点とは応力ひずみ曲線の降伏棚における最小応力度です。また、鋼材の降伏強さとして定義されることもあります。似た用語に上降伏点があり、上降伏点を単に降伏点ともいいます。降伏点、上降伏点の詳細は下記が参考になります。
上降伏点とは?1分でわかる意味、読み方、下降伏点の読み方、違い、単位
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