建築学生が学ぶ構造力学

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引張強さの読み方は?記号、単位、一覧、引張強度との違い、降伏点、ヤング率との違いは?

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引張強さの読み方は「ひっぱりづよさ」です。引張強さとは、部材の引張力に対する最大の強度です。また、関係用語に「降伏強度(こうふくきょうど)」や「破断強度(はだんきょうど)」があります。今回は、引張強さの読み方、記号、単位、一覧、引張強度との違い、降伏点、ヤング率との違いについて説明します。引張強さの詳細は下記が参考になります。

引張強さとは?1分でわかる意味、計算法、単位、降伏点、読み方、記号

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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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引張強さの読み方は?

引張強さの読み方は「ひっぱりづよさ」です。引張強さとは、部材の引張力に対する最大の強度です。関係用語の読み方を下記に示します。


・降伏強度 ⇒ こうふくきょうど

・破断強度 ⇒ はだんきょうど


引張強さの詳細は下記が参考になります。

引張強さとは?1分でわかる意味、計算法、単位、降伏点、読み方、記号

引張強さの記号は?

引張強さの記号は


・σmax

・σb


が一般的です。

引張強さの単位は?

引張強さの単位は「N/mm2、Mpa」です。引張強さの単位、各単位の換算など下記も参考になります。

引張強さの単位は?kgf、mpa、n/mm2の単位換算、読み方、記号は?

引張強さの一覧は?

引張強さの一覧を下記に示します。


・SS400 ⇒ 400~510

・SS490 ⇒ 490~610

・SN400 ⇒ 400~510

・SN490 ⇒ 490~610

・建築構造用550N ⇒ 550~670

・建築構造用590N ⇒ 590~740

・建築構造用780N ⇒ 780~930

・建築構造用高降伏点鋼400N ⇒ 490~640

・建築構造用高降伏点鋼500N ⇒ 590~740

引張強さと引張強度の違いは?

引張強さと引張強度は同じ意味です(違いはない)。

引張強さとヤング率、降伏点の違いは?

引張強さは材料のもつ引張力に対する最大の強度、ヤング率は材料のもつ「かたさ」です。全く異なる意味ですが、引張強さとヤング率の単位は同じで「N/mm2」を用います。また、降伏点は材料が降伏するときの強度です。降伏点、ヤング率の詳細は下記をご覧ください。

降伏点とは?1分でわかる意味、求め方、SS400の値、単位、引張強さ

ヤング係数ってなに?1分でわかるたった1つのポイント

まとめ

今回は、引張強さの読み方について説明しました。引張強さの読み方は「ひっぱりづよさ」です。また、引張強さは部材の引張力に対する最大の強度です。引張強さの意味、引張強さの単位など下記も勉強しましょう。

引張強さとは?1分でわかる意味、計算法、単位、降伏点、読み方、記号

引張強さの単位は?kgf、mpa、n/mm2の単位換算、読み方、記号は?

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