1. HOME > 鋼構造の基礎 > ターンバックルとは?1分でわかる意味、目的、ブレース、使い方、JIS
スポンサーリンク

ターンバックルとは?1分でわかる意味、目的、ブレース、使い方、JIS

ターンバックルとは、丸鋼のブレースのたわみ(たるみ)防止に用いる金物です。丸鋼のブレースが長くなるとき、ターンバックルが必要です。また、建築用ターンバックルブレースはJISA5540に規定されており、保有耐力接合を満足する仕様です。今回はターンバックルの意味、目的、ブレースと使い方、JISとの関係について説明します。ブレース、丸鋼の意味は、下記が参考になります。

ブレース構造とは何か?

丸鋼とは?1分でわかる意味、規格、サイズ、読み方、重量、材質

ターンバックルとは?

ターンバックルとは、丸鋼ブレースのたわみ防止に用いる金物です。下図をみてください。これがターンバックルです。



ターンバックル付きブレースは、主に


ターンバックル胴

羽子板PL

ターンバックルボルト(丸鋼にねじを切ったもの)


で構成されます。ターンバックル胴は、ターンバックルボルトが挿し込めるようネジが切ってあります。ターンバックルボルトには、逆回転のネジが切っており、締め付けることが可能です。


ターンバックルボルトの先端には羽子板PLが溶接され、柱・梁などからのガセットプレートと取り合います。


ガセットプレートの意味は、下記が参考になります。

ガセットプレートってなに?1分でわかる目的とプレートの厚み

ターンバックルの目的

ターンバックルの目的は、丸鋼が長いときに自重で「たわむ」ことを防止することです。


丸鋼ブレースは引張材として用います。そのためφ10〜16程度の小径を用います。丸鋼ブレースは曲げ剛性が小さいので、丸鋼の自重でたわむ恐れがあります。ブレースがたわむと、所定の性能が発揮されません。


そこで、1本の丸鋼ブレースを2本に分割します。長さが半分になるので、たわみが小さくなるでしょう。もちろん、2本をバラバラにしても力は伝達できません。そこで2本のブレースが一体化するために必要な金物が、ターンバックルです。


ですから、丸鋼ブレースの全てターンバックルは必要ではないです。たわみの恐れが無い、長さの短いブレースではターンバックルは不要でしょう(※ただし施工性の観点から必要になるケースはあります)。

ターンバックルとJIS

建築物にターンバックルを使う部分は、主にブレースです。


前述したように、ブレースは丸鋼の耐力を発揮する前に、ネジ部や接合部など破断してはいけません。そこで、丸鋼の耐力を十分に発揮することが保証されたターンバックルが、建築用ターンバックルブレースです。


これはJISA5540に規定されます。

まとめ

今回はターンバックルについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。ターンバックルは、丸鋼のたわみ(たるみ)防止で用いる金物です。丸鋼のブレースを採用するとき、JIS規格の建築用ターンバックル付きブレースとするのが普通です。是非覚ええてくださいね。下記も参考になります。

ブレース構造とは何か?

引張材の断面算定


▼こちらも人気の記事です▼

▼人気の記事ベスト3▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

スポンサーリンク

限定メールマガジン公開中▼

限定メールマガジン

今だけのお得な用語集発売!

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

検索

カスタム検索

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

人気の記事ベスト3

同じカテゴリの記事一覧

  1. HOME > 鋼構造の基礎 > ターンバックルとは?1分でわかる意味、目的、ブレース、使い方、JIS