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荷重と重量の違いは?1分でわかる違い、質量、重力加速度の関係

この記事の要点

荷重と重量は「質量に重力加速度をかけた値」、質量は「物(生き物)がもつ量そのもの」です。

荷重と重量は同じ意味だと覚えてください。

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荷重と重量の意味を考えたことはないでしょうか。

実は同じ意味です。

また、質量という用語があります。

荷重と重量、質量は違う意味です。

建築の実務者でも、用語を正しく扱えていない場合があります。

今回は、荷重と重量の違い、質量、重力加速度の関係について説明します。

※今回の記事は、SI単位系や荷重の単位について勉強するとスムーズに読めます。

SI単位系とは|7つの基本単位と建築で使う組立単位・変換方法を解説

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荷重と重量の違いは?

荷重と重量は同じ意味です。荷重は「力」ともいいます。荷重、力は日常的に使うことが少ないですが、「重量や重さ」は、一般の方でも使う用語ですよね。しかし、厳密にいうと用語の使い方が違います。


例えば、「象の重さは1.0tもあります」と言いますよね。この使い方は正解とはいえません。重量(重さ)は、質量に重力加速度をかけた値だからです。物などの大きさを「kg」「t」でいう場合は、「質量」です。


荷重、力は物理や構造力学で使う専門用語です。前述したように、重量(重さ)と同じ意味です。

荷重、重量、質量の違い

荷重、重量、質量の違いを下記に整理しました。


質量は、物がもつ量そのものです。例えば、象は1.0tの質量があります。確かに1.0tの質量を持っていますが、象を月に連れて行けば、「重量」は軽くなります。月の重力は、地球の重力の1/6だからです。

荷重と重量、重力加速度の関係

荷重と重量は同じ意味だとわかりました。荷重は重力加速度と関係します。下式をみてください。


荷重の単位は、現在はSI単位系を使い、「N」や「kN」で表すのが普通です。※荷重の単位、SI単位系は下記が参考になります。

SI単位系とは|7つの基本単位と建築で使う組立単位・変換方法を解説

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例えば、質量が1000kgの荷重(重量)を計算します。但し、重力加速度は10m/s^2とします。

です。1.0tの質量は、10.0kNの荷重ということですね(地球の重力場を受けるとき)。

混同しやすい用語

荷重・重量

物体や建築物に作用する力のこと。

質量に重力加速度を掛けた値(W=mg)で、単位はN(ニュートン)またはkN。

荷重と重量は同義で使われる。

質量

物体そのものがもつ量で、単位はkgまたはt。

場所(重力加速度)が変わっても変化しない。

重量=質量×重力加速度の関係がある。

重力加速度

地球の引力により生じる加速度で約9.81m/s2(構造計算では9.8または10を使うことが多い)。

月面では地球の約1/6となる。

まとめ

今回は、荷重と重量、質量の関係について説明しました。

意味が理解頂けたと思います。

荷重と重量は同じ意味だと覚えてください。

また、重量と質量の違いを理解しましょう。

重量と質量の単位を理解すれば、忘れないと考えます。

下記の記事も参考にしてくださいね。

SI単位系とは|7つの基本単位と建築で使う組立単位・変換方法を解説

単位荷重とは?N・kN・kN/m²の換算と構造設計での使い方

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ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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