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慣性力(かんせいりょく)とは、慣性による見かけの力です。地震力は、地盤が揺れることによる慣性力です。慣性とは、静止するものは静止し続け、運動するものは運動し続ける法則です。今回は慣性力の意味、読み方、計算、単位、地震力との関係について説明します。地震力の意味は、下記が参考になります。
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慣性力(かんせいりょく)とは、慣性による見かけの力です。地震力は、地盤が揺れることによる慣性力です。慣性とは、
静止するものは静止し続け、運動するものは運動し続ける
という法則です。但し、世の中に空気抵抗や摩擦抵抗があります。サッカーボールを蹴飛ばしても、いずれ運動は止まります。
慣性力の説明をするとき、電車の例がよく使われます。進んでいる電車の中にいる人は、電車が急停車すると、前に倒れます。これが慣性力による影響です。電車と人は同じ速度で動いています。「運動するものは運動し続ける」一方で、電車が止まり、人だけが動き続けようとするためです。
人に注目すると、何も力が作用していないのに前に倒れます。この力が慣性力です。
また、地震力は地盤の揺れによる慣性力です。ニュートンの第二法則より、質量と加速度の積により慣性力を求めます。地震力の意味は、下記が参考になります。
慣性力は「かんせいりょく」と読みます。関係用語の読み方は下記です。
地震力 ⇒ じしんりょく
復元力 ⇒ ふくげんりょく
減衰力 ⇒ げんすいりょく
地震力、減衰の意味は、下記が参考になります。
ニュートンの第二法則は、下記です。
物体に力が作用するとき、質量に比例した加速度が生じる。
上記を下式に表します。
F=ma
Fは力の総和、mは質量、aは加速度です。また、
F-ma=0
です。上式は慣性力(ma)と、力の和が0になる(釣り合う)ことを意味します。maは慣性力または地震力です。構造計算による地震力の求め方は、下記が参考になります。
また、上式を変形すると動的な「運動方程式」が導けます。詳細は下記が参考になります。
慣性力の単位は
kN
N
を用います。単位のNは下記が参考になります。
ニュートン単位とは?1分でわかる意味、どれくらいの大きさ、昔の単位、1kg、100gとの関係
今回は慣性力について説明しました。意味が理解頂けたと思います。慣性力は、慣性による見かけの力です。慣性力の意味、地震力との関係を勉強しましょう。地震力の意味は下記が参考になります。また、余裕がある方は振動方程式を勉強しましょうね。
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