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黄色本とは、「建築物の構造関係技術基準解説書」の通称です。構造設計に関する重要な事項が整理された図書です。よって構造設計者の手元に必ず置いてある本の1つです。今回は、黄色本の意味、目的、建築基準法との関係について説明します。
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建築業界で「黄色本」といえば、
です。黄色本というのは、本の表紙、背表紙、裏表紙が真黄色の本だからです。※下図が黄色本です。
黄色本は、建築基準法および建築基準法施行令、告示などに規定される「構造設計に関わる事項」について解説された本です。
条文はどうしても意味が理解しにくいです。黄色本では、条文を少し噛み砕いて、わかりやすく説明した本といえます(それでも十分難しい内容ですが)。条文には無い、表や図も掲載されています。
また「技術資料」という形で、特殊な建築物の考え方や計算方法などが付録してあります。大きさはA4サイズで、700頁強、厚みは6~7cm程度の本です。
構造設計者にとって、黄色本は必要不可欠な存在です。黄色本は数年に一度更新されます。私が構造設計を始めたころは、2007年版が最新でした。その後、2015年が最新になりました。今後も最新の知見が考慮され、更新されていくでしょう。
黄色本の目的は、黄色本の序章から読み取りました。下記に黄色本の目的を示します。
黄色本は、単なる条文解説に留まりません。規定の背景や、技術的資料などが追加されています。黄色本はある意味、建築基準法と同じくらい権威のある本です。黄色本を引用して設計を行う構造屋さんも多いでしょう。
最新版の黄色本は、
です。発行から3年経つので、これから設計される建築物は2015年版で運用されています。
今回は構造の黄色本について説明しました。黄色本の意味が理解頂けたと思います。黄色本は構造設計に必要不可欠な図書です。構造設計をする会社に入社すれば、必ず手に入る本なので個人で購入する必要は無いと考えます。ただ、私は手元に置いておきたいので自宅にも1冊あります。少々値がはりますが、持っていて損はありません。構造設計に興味がある方は1冊いかがでしょうか。
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