建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME > 構造計算の基礎 > 弧度とは?1分でわかる意味、読み方、ラジアン、角度との関係

弧度(ラジアン)とは?意味・1ラジアン=57.3°の変換式と度との計算

この記事の要点

弧度とは、弧の長さが半径と等しいときに対応する中心角のことで、1ラジアン(rad)と表します。1ラジアン≒57.3°です。

度とラジアンの関係は「π ラジアン=180°」です。この関係から、度→ラジアンは×π/180、ラジアン→度は×180/πで換算します。微積分や三角関数の計算ではラジアンが基本単位です。

弧度を1ラジアンといいます。

この記事では、弧度とは何か、読み方、ラジアンとは何か、角度とどう関係するのかを整理します。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット


弧度(こど)とは、2本の半径および半径と同じ長さの弧が成す角度です。

弧度を1ラジアンといいます。

また1ラジアン=57.3度です。

今回は弧度の意味、読み方、ラジアンと角度との関係について説明します。

弧度を単位として角度を表す方法を弧度法といいます。

弧度法を用いれば容易に扇形の半径が計算できます。

詳細は下記が参考になります。

弧度法とは?読み方「こどほう」・ラジアンの定義と角度換算の使い方

半径の求め方|円周・円弧・扇形から半径を求める公式をわかりやすく解説

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

弧度とは?

弧度(こど)とは、2本の半径および半径と同じ長さの弧が成す角度です。下図をみてください。αを弧度といいます。

弧度

弧度αの値を求めましょう。円弧の長さr、角度α、円周の長さ2πr、円の角度360°の関係は下記です。


r:2πr=α:360

r×360=2πrα

α=360r/2πr=180/π=57.3(※π=3.14)


ここで注目すべきは、弧度αは半径rの大きさに関係なく一定であることです。

弧度の読み方

弧度は「こど」と読みます。関係用語の読み方は下記が参考になります。


弧度法 ⇒ こどほう

度数法 ⇒ どすうほう

弧度とラジアンの意味

弧度=57.3°でした。弧度を1ラジアン(rad)として角度の単位にして表す方法を、弧度法といいます。また、


α=180/π


でした。弧度α=1radなので、


1=180/π

π=180°


です。


下図をみてください。円弧があります。円弧の角度θ、円弧の長さLとします。半径はrです。前述したように、弧度法では弧度(57.3°)=1radです。θが何ラジアンになるか計算しましょう。

弧度と弧度法

1radを成す円弧の長さ、角度θを成す円弧の長さとの比率を関連付ければ解けます。


θ:1=L:r

θ×r=L

θ=L/r


です。上記の通り、L、r共に単位が同じです。よってθは無次元数であり、便宜的にradを付けることもありますが、ラジアンの単位は省略することが多いです。


下記も参考になります。

ラジアンから角度への変換は?1分でわかる求め方、式、計算ツール

弧度と角度の関係

弧度=57.3°(=180/π)程度です。また弧度法では、57.3°(=180/π)=1ラジアンでした。弧度法⇔度数法の変換は理解しましょう。例えば、


60°⇒ 60×π/180×1=π/3


です。57.3°が1radなので、60/57.3=1.047radでも良いのですが、小数点が付くので分かりにくいです。よって、57.3度ではなく180/πで割れば、πは残りますが綺麗な数字で表すことができますね。

混同しやすい用語

弧度(こど)

2本の半径と半径と同じ長さの弧が成す角度(約57.3°=180/π)のことです。

ラジアンの基準となる概念です。

ラジアン(rad)

弧度を1として角度を表す単位です。

弧度≒57.3°=1radであり、弧度と同義に使われます。

度数法(どすうほう)

一般的な°(度)で角度を表す方法です。

弧度法とは異なり、一周を360°とする表し方です。

弧度を整理した表を示します。

項目内容備考
弧度の定義2本の半径と同じ長さの弧が成す角度約57.3°(=180/π)
ラジアンとの関係弧度1つ=1ラジアン(rad)単位は省略可
度数法との変換π=180°として換算例:60°=π/3 rad

まとめ

今回は弧度について説明しました。

意味が理解頂けたと思います。

弧度は、2つの半径および半径と同じ長さの弧が成す角度です。

弧度=57.3°です。

また弧度を1ラジアンとして、角度を表す方法を弧度法といいます。

弧度法の考え方、度数法との関係、計算方法は下記が参考になります。

弧度法とは?読み方「こどほう」・ラジアンの定義と角度換算の使い方

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

理解度チェック

Q.

弧度(ラジアン)とは何ですか?

答えを見る

弧度(こど)は、2本の半径および半径と同じ長さの弧が成す角度で、1ラジアン(rad)と表します。1ラジアン≒57.3°です。弧度を単位として角度を表す方法を弧度法といいます。

Q.

度とラジアンの関係と換算は?

答えを見る

度とラジアンの関係は「πラジアン=180°」です。この関係から、度→ラジアンは×π/180、ラジアン→度は×180/πで換算します。微積分や三角関数の計算ではラジアンが基本単位です。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

二級建築士の構造を独学で攻略

・過去問の使い方と勉強法をわかりやすく解説

・まずはこの記事から ⇒  二級建築士の構造の勉強法

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 構造計算の基礎 > 弧度とは?1分でわかる意味、読み方、ラジアン、角度との関係
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. わかる建築構造の用語集・図解集
  4. 1頁10円!PDF版の学習記事