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勾配とは、ある面の傾きです。建築では、屋根やスロープ、地盤などの傾きをいいます。勾配の単位は、主にパーセント(%)や1/100などで表します。今回は勾配の意味、計算、単位、パーセント、20パーセントとの関係について説明します。勾配と似た用語に、傾斜があります。傾斜の意味は、下記が参考になります。
傾斜の計算とは?1分でわかる意味、勾配の高さ、長さ、角度の計算
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勾配は、ある面の傾きです。下図をみてください。これが勾配です。
勾配の計算は簡単です。上図の勾配では、長さと高さが分かっています。三角関数を思い出してほしいのですが、角度は高さを底辺で除して「アークタンジェント」をとった値です。よって、
a=5.0m
b=3.3m
θ=Atan(a/b)×180/π=33.4度
です。角度の求め方は、下記も参考になります。
傾斜の計算とは?1分でわかる意味、勾配の高さ、長さ、角度の計算
なお、勾配の表記は「度」よりも、「1/100」や「1%」の方が多いです。角度で表すより直感的に理解できるからです。例えば、1/20の勾配は、底辺が20で高さが1の勾配という意味です。
1%は、1/100と同じ意味です。よって、1%の勾配は、下図のように底辺が100で高さが1の勾配ですね。
百分率(%)の意味は、下記が参考になります。
百分率とは?1分でわかる意味、割合との違い、少数、分数との関係
勾配の単位と表記法は、下記があります。
パーセント(%)
度
〇/〇(〇には底辺と高さの数字が入る)
詳細は、下記も参考になります。
傾斜の計算とは?1分でわかる意味、勾配の高さ、長さ、角度の計算
勾配をパーセントで表すことも多いです。下図の勾配を、パーセントで表記しましょう。
底辺が50、高さが5です。よって、
5/50=1/10=0.1=10%
です。
底辺が100、高さが50の場合、50/100=1/2=0.5=50%です(実際には、このような急勾配は無いです)。
1/100、20パーセントの勾配を下図に示します。
表記が変わると勾配のイメージが付きにくいですね。一度、同じ表記に直すと分かりやすいです。20%は1/5です。1/100と1/5では、どちらの勾配が緩いでしょうか。明らかに1/100の勾配ですね。1/100、20パーセントの勾配の詳細は下記もご覧ください。
100分の1勾配とは?1分でわかる意味、1/100勾配の計算、角度の求め方
20パーセント勾配の角度は?1分でわかる値と計算、5%、10%の角度、15度はどのくらいの傾斜?
今回は勾配の意味、計算、単位などについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。勾配の計算法は簡単です。三角関数の計算を思い出してください。また、勾配の単位、表記法の種類も理解しましょう。特に、1/100とパーセントの表記法は覚えてくださいね。下記も参考になります。
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
勾配の1/50とは?1分でわかる意味、1/100、1/12、1:2の角度と計算方法
勾配の1:2とは?1分でわかる意味、計算、1/100、1/12、表記との関係
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