【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
勾配は1/12や1/15のように分数で表記することがあります。また1:12、1:2、50%のような表記も可能です。今回は勾配の分数の表記、スロープ勾配の計算、パーセントとの関係について説明します。勾配の計算など下記が参考になります。
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
勾配の1/50とは?1分でわかる意味、1/100、1/12、1:2の角度と計算方法
勾配の1:2とは?1分でわかる意味、計算、1/100、1/12、表記との関係
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
勾配は1/12や1/15のように分数で表すことが可能です。下図をみてください。1/12の勾配を書きました。
1/12の勾配とは、距離(底辺)が12、高さ(高低差)が1の傾きです。なお、「1と12」は長さではなく比率を表します。例えば距離が120cm、高さ(高低差)が10cmのとき、勾配は1/12です。
勾配=高さ(高低差)/距離=1/(距離÷高さ)
です。分数の分子が1になるよう、分母を分子で割りましょう。
勾配の計算など下記も参考になります。
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
勾配の1/50とは?1分でわかる意味、1/100、1/12、1:2の角度と計算方法
勾配の1:2とは?1分でわかる意味、計算、1/100、1/12、表記との関係
勾配の表記方法は分数以外に、下記があります。
パーセント
度
A:B
勾配1/12を各単位に変換します。まず、1/12をパーセントに変換します。分数表記を小数点に直します。小数に100を掛け残すれば%表記にできます。
1÷12=0.083⇒ 8.3%
勾配の分数を度に変換するには、三角関数の知識が必要です。下式で計算します。a=12、b=1を代入してください。
θ=Atan(a/b)×180/π=4.8度
分数からA:Bへの表記は簡単です。1/12⇒1:12と書きます。下記も参考になります。
勾配の1:2とは?1分でわかる意味、計算、1/100、1/12、表記との関係
スロープには勾配があります。下図のスロープの勾配を計算してください。
高さが45cm、距離が6.75mです。まずは高さと距離の単位を揃えましょう。どちらに合わせてもOKです。cmに合わせると、距離=675cmです。
スロープの勾配=高さ/距離=45/675=1/(675÷45)=1/(675÷45)=1/15
です。次の問題です。下図のスロープの勾配を求めてください。
上図のスロープの勾配を求めるには、高さの高低差を計算します。A点の高さは地面から50cm、B点は100cmです。A~B点の距離は600cmです。高低差は
100-50=50cm
です。勾配は
高低差÷距離=50/600=1/12
です。
今回は、勾配の分数表記について説明しました。意味が理解頂けたと思います。勾配は1/12や1/15のように分数表記します。どういった勾配になるか理解しましょう。1/12の勾配は、距離が12で高低差(高さ)が1です。勾配の計算など下記も参考になります。
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
勾配の1/50とは?1分でわかる意味、1/100、1/12、1:2の角度と計算方法
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート