この記事の要点
勾配は1/12や1/15のように分数で表記することがあります。
1/12の勾配は、距離が12で高低差(高さ)が1です。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
勾配は1/12や1/15のように分数で表記することがあります。また1:12、1:2、50%のような表記も可能です。今回は勾配の分数の表記、スロープ勾配の計算、パーセントとの関係について説明します。勾配の計算など下記が参考になります。
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
勾配の1/50とは?1分でわかる意味、1/100、1/12、1:2の角度と計算方法
勾配の1:2とは?1分でわかる意味、計算、1/100、1/12、表記との関係
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
勾配は1/12や1/15のように分数で表すことが可能です。下図をみてください。1/12の勾配を書きました。
1/12の勾配とは、距離(底辺)が12、高さ(高低差)が1の傾きです。なお、「1と12」は長さではなく比率を表します。例えば距離が120cm、高さ(高低差)が10cmのとき、勾配は1/12です。
勾配=高さ(高低差)/距離=1/(距離÷高さ)
です。分数の分子が1になるよう、分母を分子で割りましょう。
勾配の計算など下記も参考になります。
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
勾配の1/50とは?1分でわかる意味、1/100、1/12、1:2の角度と計算方法
勾配の1:2とは?1分でわかる意味、計算、1/100、1/12、表記との関係
勾配の表記方法は分数以外に、下記があります。
パーセント
度
A:B
勾配1/12を各単位に変換します。まず、1/12をパーセントに変換します。分数表記を小数点に直します。小数に100を掛け残すれば%表記にできます。
1÷12=0.083⇒ 8.3%
勾配の分数を度に変換するには、三角関数の知識が必要です。下式で計算します。a=12、b=1を代入してください。
θ=Atan(a/b)×180/π=4.8度
分数からA:Bへの表記は簡単です。1/12⇒1:12と書きます。下記も参考になります。
勾配の1:2とは?1分でわかる意味、計算、1/100、1/12、表記との関係
スロープには勾配があります。下図のスロープの勾配を計算してください。
高さが45cm、距離が6.75mです。まずは高さと距離の単位を揃えましょう。どちらに合わせてもOKです。cmに合わせると、距離=675cmです。
スロープの勾配=高さ/距離=45/675=1/(675÷45)=1/(675÷45)=1/15
です。次の問題です。下図のスロープの勾配を求めてください。
上図のスロープの勾配を求めるには、高さの高低差を計算します。A点の高さは地面から50cm、B点は100cmです。A~B点の距離は600cmです。高低差は
100-50=50cm
です。勾配は
高低差÷距離=50/600=1/12
です。
混同しやすい用語
分数表記(1/12など)
勾配を高さ÷距離で表す方法です。1/12は底辺12に対して高さ1の傾きを意味します。
パーセント(%)表記
分数表記を100倍してパーセントで表す方法で、1/12≒8.3%です。数値が大きいほど急勾配になります。
比表記(A:B)
1/12の勾配を1:12と書く表記法です。分数表記と見た目が似ていますが、分子と分母の順序が異なります。
勾配の分数表記を整理した表を示します。
| 分数表記 | パーセント(%) | 角度(°) |
|---|---|---|
| 1/12 | 約8.3% | 約4.8° |
| 1/15 | 約6.7% | 約3.8° |
| 1/100 | 1% | 約0.57° |
今回は、勾配の分数表記について説明しました。意味が理解頂けたと思います。勾配は1/12や1/15のように分数表記します。どういった勾配になるか理解しましょう。1/12の勾配は、距離が12で高低差(高さ)が1です。勾配の計算など下記も参考になります。
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
勾配の1/50とは?1分でわかる意味、1/100、1/12、1:2の角度と計算方法
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
この記事の内容を○×クイズで確認する
この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。
意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
勾配と分数の表記は?に関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。定義と計算の両面から理解しておきましょう。
勾配と分数の表記は?の定義・適用条件・計算式は建築士試験の構造分野で出題される基本事項です。
用語の定義を正確に理解したうえで、関連する規準・法令との関係を整理することが大切です。