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震度階は、地震の強さ(簡単にいうと揺れの大きさ)を10段階で表したものです。現在は、全国に配置された加速度計で計測震度を算定し、震度階を決めます。
今回は震度階の意味、計測震度や加速度、galとの関係、震度階の段階について説明します。
※中地震、大地震の意味については、下記が参考になります。
震度階とは、地震の強さを10段階で表したものです。震度階は、計測震度により決められています。
計測震度は、全国に配置された加速度計から、加速度を計測し、計算式で算定します。※なお、昔は地震による体感の揺れ、物の挙動、被害などで定められていました。
震度階を下記に示します(解説は一部抜粋しました)。
0 人は揺れを感じない
1 屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる
2 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。眠っている人の一部が目を覚ます。
3 屋内にいる人々のほとんどが揺れを感じる
4 かなりの恐怖感があり、一部の人は身の安全をはかろうとする
5弱 多くの人が、身の安全をはかろうとする
5強 異常な恐怖を感じる。多くの人が、行動に支障を感じる
6弱 立っていることが困難になる
6強 立っていることができず、はわないと動くことができない
7弱 揺れに翻弄され、自分の意志で行動できない
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震度階は、計測震度に応じて定められています。震度階と計測震度の関係を下記に示します。
0 0~0.4
1 0.5~1.4
2 1.5~2.4
3 2.5~3.4
4 3.5~4.4
5弱 4.5~4.9
5強 5.0~5.4
6弱 5.5~.9
6強 6.0~6.4
7弱 6.5~
計測震度は、下式で計算します。
I=2loga+0.94
aは加速度です(加速度計で計測した加速度に、所定の処理を加えた値)。
震度階は計測震度が大きいほど、高い階級になります。また、計測震度は加速度aの値が大きいと、大きい値となります。
※加速度aの単位はgalです。よって、加速度が大きい地震は、震度階が高くなります。
なお、地震力は加速度の大きさと、建物の重さが関係します。地震力の意味は下記が参考になります。
今回は震度階について説明しました。震度階は、地震の強さを10段階の階級で表したものです。
震度0~7まであります。震度階の意味、階級を覚えてくださいね。また、計測震度や加速度と震度階は関係すると覚えてください。併せて、下記の記事も参考になります。
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